特許
J-GLOBAL ID:200903039129820186

電子写真感光体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-318651
公開番号(公開出願番号):特開2002-123010
出願日: 2000年10月19日
公開日(公表日): 2002年04月26日
要約:
【要約】【課題】電子写真特性として、帯電性がよく高感度で、かつ繰り返し使用しても諸特性が変化せず安定した性能を発揮でき、さらに反転現像方式を用いる画像形成において1回転目から良好な帯電性を示し、画像欠陥が改良されると共に、繰り返しによっても画像メモリーの発生しにくい電子写真感光体を提供すること。【解決手段】導電性支持体上の感光層に少なくともCuKα1.541オンク ゙ストロームのX線に対するブラッグ角(2θ±0.2°)が7.0°、9.0°、14.1°、18.0°、23.7°、27.3°にピークを有し、チタニルオキシフタロシアニンと無金属フタロシアニンからなるフタロシアニン組成物を含有させ、かつ該感光層に酸化防止剤等の特定の化合物を含有させる。
請求項(抜粋):
導電性支持体上に少なくともCuKα1.541オンク ゙ストロームのX線に対するブラッグ角(2θ±0.2°)が7.0°、9.0°、14.1°、18.0°、23.7°、27.3°にピークを有し、チタニルオキシフタロシアニンと無金属フタロシアニンからなるフタロシアニン組成物を含有する感光層を有し、該感光層が下記一般式(1)〜(3)で示される化合物、及び下記一般式(4)〜(6)で示される構造単位を少なくとも1つ有する化合物から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする電子写真感光体。【化1】(式中、R1、R2、R3及びR4はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、アルケニル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、カルバモイル基、シアノ基、アミノ基、ニトロ基又はカルボキシル基を示す。)【化2】(式中、R5、R6、R7及びR8はそれぞれ水素原子、ヒドロキシル基、アルキル基及びアルコキシ基から選択され(但し、R5〜R8の少なくとも1つはヒドロキシル基である)、R9及びR10はそれぞれ水素原子、アルキル基及びアルケニル基から選択され、Zは式中のベンゼン環とともに2H-クロメン骨格、クロマン骨格、あるいはジヒドロベンゾフラン骨格を形成するのに必要な原子群を示す。これらの原子群はさらに置換されていてもよい。)【化3】(式中、R11、R12、R13及びR14はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシ基を示す。)【化4】(式中、R15は水素原子、アルキル基又はアリール基を示し、R16は分岐状アルキル基を示し、R17、R18及びR19はそれぞれ水素原子、アルキル基、アリール基を示し、Y1は水素原子、アルキル基、アリール基、アルキレン基、アリーレン基、スルフィド基を示す。)【化5】(式中、R20、R21、R22及びR23はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基を示し、R24は水素原子又はアルキル基を示し、Y2はアシルオキシ基、アロイルオキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基又はNR25R26(R25、R26はそれぞれ水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アシル基、アロイル基又はアリールスルホニル基を示す)を示す。)【化6】(式中、R27、R28、R29及びR30はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基を示し、R31は水素原子又はアルキル基を示し、Y3はアシルオキシ基、アロイルオキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基又はNR32R33(R32、R33はそれぞれ水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アシル基、アロイル基又はアリールスルホニル基を示す)を示す。)
IPC (2件):
G03G 5/05 104 ,  G03G 5/06 371
FI (2件):
G03G 5/05 104 B ,  G03G 5/06 371
Fターム (10件):
2H068AA16 ,  2H068AA19 ,  2H068AA34 ,  2H068AA35 ,  2H068BA05 ,  2H068BA12 ,  2H068BA16 ,  2H068BA38 ,  2H068BA39 ,  2H068FA18

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