特許
J-GLOBAL ID:200903039132925770

NC旋盤の制御方法及び制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 良徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-284223
公開番号(公開出願番号):特開平8-118203
出願日: 1994年10月25日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】非常に簡便な方法で各主軸に対する工具セットデータを求めることができる。【構成】基準主軸12Aに対して標準工具22A1からの他の工具22A2〜22A4の補正値を求めることにより、基準主軸12Aに対する刃物台17Aの工具22A1〜22A4のセット誤差が得られる。基準主軸12A以外の第2主軸12Bの刃物台17Aの工具22A1〜22A4のセット誤差は、基準主軸12Aに対する工具22A1〜22A4のセット誤差に基準主軸12Aに対する主軸距離の補正値を加えることにより得られる。
請求項(抜粋):
相互に平行な主軸中心線を有し、かつ所定の間隔だけ離れて設けられた複数個の主軸と、この複数個の主軸をそれぞれ独立して回転可能に支持する複数個の主軸台と、前記主軸中心線に平行なZ軸方向に直交するX軸方向とX軸方向に直交しかつ前記複数個の主軸中心線のそれぞれに対して直交するように結ばれたY軸方向に移動可能で複数個の工具を有する少なくとも1個の刃物台と、前記主軸台と前記刃物台とが前記Z軸方向に相対的に接近離間するように移動させる軸方向送り手段とを備え、前記刃物台は、Y軸方向に平行な方向に移動することによって、前記複数個の主軸に把持されたワークの加工位置に前記刃物台に保持された任意の工具を選択的に位置決め可能で、XY軸方向に沿った座標系によって数値制御されるNC旋盤であって、前記複数個の主軸の内の1本を基準主軸に定め、前記基準主軸の基準位置からの各主軸の基準位置の距離を設定し、また前記刃物台の複数個の工具の内の1本を標準工具に定め、この標準工具の刃先を前記基準主軸の基準位置から前記各主軸の基準位置に移動させ、その時の移動量を読み取り、前記基準主軸の基準位置からの各主軸の基準位置の設定距離と、前記基準主軸から各主軸への標準工具の移動量との差を求めて各主軸に対する主軸距離の補正値とし、前記主軸距離の補正値と前記基準主軸に対する刃物台に取付けた工具のセットの誤差の補正値との和を求めて基準主軸以外の主軸に対する工具のセット誤差の補正値とすることを特徴とするNC旋盤の制御方法。
IPC (2件):
B23Q 15/00 307 ,  B23B 3/30

前のページに戻る