特許
J-GLOBAL ID:200903039146266451

水試料中の水系微生物病原体およびヒト糞便汚染の指示微生物の検出方法とそのためのキット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-018457
公開番号(公開出願番号):特開平5-211898
出願日: 1991年01月18日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 水試料中の水系微生物病原体およびヒト糞便汚染の指示微生物の検出方法とそのためのキットの提供。すなわち、ヒト感染を防いだりその原因を追跡したりする目的のために、試験管内での酵素的増幅と特定の遺伝子配列の検出によって、試料中の微生物、とりわけ水の試料と海の試料を含む環境試料中の水系微生物病原体と指示微生物、特に主として糞便に由来する細菌を検出する方法に関する。【構成】 水試料から病原体または指示生物の細胞を回収し、細胞を溶解して滅成されていないDNAを回収し、ポリメラーゼ連鎖反応増幅によって病原体または指示生物の細胞中に存在する標的遺伝子の標的遺伝子配列を増幅し、増幅された標的遺伝子配列の存在を検出して検査試料中に病原体または指示生物が存在するか否かを決定することを特徴とする、水試料中の水系病原体と指示生物を検出する方法とそのためのキット。
請求項(抜粋):
(1)水試料中の実質上すべての水系病原体と指示微生物を水試料から回収し、適当な大きさの濃縮標的細胞検査試料になるように濃縮し、(2)標的細胞を溶解して実質上減成されてない標的細胞DNAを回収するために、濃縮検査試料を処理し、(3)該標的細胞中に含まれている標的遺伝子を選び、該標的遺伝子中の標的DNAヌクレオチド配列を選び、標的DNAヌクレオチド配列の二つの分離されたストランドのうちの一つに対して各プライマーが相補的でありそれとハイブリッド形成しポリメーラーゼがプライマーを延長して標的DNAヌクレオチド配列の十分に二重ストランド化されたレプリカを作るような、二つの選ばれたオリゴヌクレオチドプライマーとDNAポリメラーゼを使った増幅条件下で該標的DNAヌクレオチド配列をインキュベートし、(4)増幅された標的DNAを検出して選ばれた標的DNAヌクレオチド配列を有する該水系病原体または指示微生物が検査試料中に存在するか否かを決定することから成る、水試料中に主として糞便に由来する細菌である水系病原体と指示微生物が存在するかどうかを検出する方法。
IPC (10件):
C12Q 1/68 ZNA ,  G01N 33/18 ,  C12N 15/10 ,  C12N 15/11 ,  C12Q 1/68 ,  C12R 1:185 ,  C12R 1:01 ,  C12R 1:22 ,  C12R 1:19 ,  C12R 1:42

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