特許
J-GLOBAL ID:200903039146860132

パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-264398
公開番号(公開出願番号):特開平11-099952
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 構造が簡単で、システムの信頼性が高く、且つ低価格な非常用パワーステアリング回路を備えたパワーステアリング装置を提供する。【解決手段】 エンジンにより駆動される第1のオイルポンプ31が所定圧以上の油圧を発生しているときにはこの油圧をコンバインド型パワーステアリングブースタ17に供給すると共に、パイロット切換弁35を切り換えて第2のオイルポンプ40の吐出油をドレン側に排出させる。コンバインド型パワーステアリングブースタ17は、操舵輪車軸の車輪の操舵を補助する。走行中においるポンプ31の油圧が所定圧以下に低下するとパイロット切換弁35が切り換えられておいるポンプ40の油圧がインテグラル型パワーステアリングブースタ13に供給されてステアリングホイール12の操作力を補助する。これにより走行中にオイルポンプ31が故障したり、或いは油路が破損したりした場合にもパワーステアリングの機能を維持することができる。
請求項(抜粋):
エンジンにより駆動される第1のオイルポンプと、車両の駆動系部材により駆動される第2のオイルポンプと、前記第1のオイルポンプの吐出側油路から分岐した油路の一方の油路の圧力により、前記第2のオイルポンプの吐出油路を切り換えるパイロット切換弁と、前記分岐した油路の他方の油路が連結され、車輪を操舵する切換弁とを有したコンバインド型パワーステアリングブースタと、前記第2のオイルポンプの吐出側が前記パイロット切換弁を介して連結されるインテグラル型パワーステアリングブースタと、前記インテグラル型パワーステアリングブースタのピットマンアームと前記コンバインド型パワーステアリングブースタの切換弁とを連結するリンクとから構成し、通常運転時には前記第1のオイルポンプの油圧が前記コンバインド型パワーステアリングブースタに供給されると共に、前記第2のオイルポンプの吐出油がドレン側に排出するよう前記パイロット切換弁が応動し、前記第1のオイルポンプの吐出圧が所定圧以下となったとき、前記パイロット切換弁の切換動作により、前記第2のオイルポンプの吐出油を前記インテグラル型パワーステアリングブースタに供給するようにしたことを特徴とするパワーステアリング装置。
IPC (2件):
B62D 5/07 ,  B62D 5/30
FI (2件):
B62D 5/07 B ,  B62D 5/30

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