特許
J-GLOBAL ID:200903039147200101

可変容量圧縮機の外部切換式容量制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-167183
公開番号(公開出願番号):特開平7-027049
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 電磁ソレノイドにより吸入圧力の設定値を二段階に変更可能な外部切換式の容量制御弁において、吸入圧力の二段階の設定値をそれぞれ精度良く調整する。【構成】 弁ケーシング33内に吐出室12と容量制御室15とを連通する給気通路21及び容量制御室15と吸入室11を連通する抽気通路22を開閉する弁体34を収容する。この弁体34の下方に該弁体34を給気通路21を開放する方向へ付勢する第1付勢バネ36を配置する。又、前記弁体34の上方には吸入室11内の圧力Psを感知して前記弁体34を動作するベロース40を設ける。さらに該ベローズ40には電磁ソレノイド44の可動鉄心48の作動ロッド48aを接触する。固定鉄心47と可動鉄心48の間には弁体34を抽気通路22を開放する方向へ付勢する第2付勢バネ50を介在し、このバネ50の付勢力を第2アジャストボルト49により調整可能とする。
請求項(抜粋):
吸入室と吐出室を備え、容量制御室内の圧力調整により容量制御機構を動作して、吐出容量を制御するように構成した可変容量圧縮機の外部切換式容量制御弁を、前記吐出室側と前記容量制御室を連通する給気通路及び該容量制御室と前記吸入室側を連通する抽気通路に設けた二つの弁孔を開閉する弁体と、前記弁体を常には給気通路を開放し、かつ抽気通路を閉鎖する方向へ付勢する第1付勢手段と、前記第1付勢手段の付勢力を調整する第1調節手段と、前記吸入室側の圧力を感知して該吸入圧力の変動により前記弁体による前記給気通路及び抽気通路の開度を調整する感圧調整機構と、前記弁体を常には抽気通路を開放し、かつ給気通路を閉鎖する方向へ付勢する第2付勢手段と、前記第2付勢手段の付勢力を調整する第2調節手段と、外部切換信号により作動されて、前記第2付勢手段の弁体への付勢力を無効化する位置と、同付勢力を前記弁体に付与する位置との間で切り換える外部切換手段とにより構成した可変容量圧縮機の外部切換式容量制御弁。
IPC (2件):
F04B 27/10 ,  F16K 31/06 340
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-111676
  • 特開平3-070879
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-111676
  • 特開平3-070879

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