特許
J-GLOBAL ID:200903039149981550

床材用裏打ち基材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-347661
公開番号(公開出願番号):特開平10-180961
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】ポリ塩化ビニルが塗布加工されて作られる床材となる床材用裏打ち基材において、平坦性の良好なポリ塩化ビニル塗布加工面が得られ、床材の貼り付け時の施工性が良好で、実用時の剥がれ等がなく十分実用に耐え、且つ寸法安定性のある2層抄合わせガラス繊維不織布の表面に顔料とバインダーを含む塗液を塗抹した3層構造の床材用裏打ち基材を提供する。【解決手段】傾斜ワイヤー型抄紙機とヤンキードライヤーを用いて得た2層抄合わせガラス繊維不織布の第2層表面に顔料とバインダーを含む塗液を塗抹する3層構造の床材用裏打ち基材のうち、第2層はガラス繊維、パルプ繊維及びバインダー繊維を含み、触針式3次元表面粗さ計による中心面平均粗さSRaが最上層表面は5以上12μm以下、最下層表面は13以上28μm以下、且つ横方向の収縮率が0.2%以下の3層構造の床材用裏打ち基材。
請求項(抜粋):
2層抄合わせガラス繊維不織布の表面に顔料とバインダーを含む塗液を塗抹した3層構造の床材用裏打ち基材上にポリ塩化ビニルを塗布加工してなる床材の該裏打ち基材に於いて、3層構造の内、下地面に接着される側の最下層を第1層、ポリ塩化ビニルが表面に塗布加工される側の最上層の塗抹層を第3層とし、第2層がガラス繊維、パルプ繊維及び繊維状バインダーを含み、触針式3次元表面粗さ計による中心面平均粗さSRaが第3層表面は5μm以上12μm以下、第1層表面は13μm以上28μm以下、且つ20°C65%の環境下で24時間以上調湿した寸法を基準とし200°C3分間放置後の収縮率が0.2%以下である事を特徴とする3層構造の床材用裏打ち基材。
IPC (4件):
B32B 27/30 101 ,  B32B 5/02 ,  B32B 27/12 ,  D21H 13/40
FI (5件):
B32B 27/30 101 ,  B32B 5/02 A ,  B32B 27/12 ,  D21H 5/18 D ,  D21H 5/00 G

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