特許
J-GLOBAL ID:200903039151887928

着脱可能なシリンダ錠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 岳雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-067218
公開番号(公開出願番号):特開2000-265717
出願日: 1999年03月12日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【課題】 素人でも容易にシリンダを交換でき、しかもシリンダ着脱装置の内筒軸線方向の寸法を小さくして、鍵違いを減らすことのない着脱可能なシリンダ錠を提供する。【解決手段】 着脱用鍵16を鍵孔9に挿入したとき、切替えピン12とドライバーピン13との接合部を外筒5と内筒と一体のカラー7との間の第2シアーラインS2に揃え、内筒と共にカラー7が外筒5に対して相対回動できるようにし、係止ピン18を係止ピンばね19の弾力によりカラー外周に形成された凹陥部8に係入させ、以て係止ピンの外端を受け座の係止孔23から引き抜いてシリンダを受け座から自由にする。
請求項(抜粋):
小径にした内筒内端部と外筒との間に、外周部が外筒と、内孔が内筒小径部とそれぞれ回動可能に嵌合する環状体で、外周部に凹陥部を形成したカラーを設け、外筒及びこのカラーを半径方向に貫通して内筒の鍵孔に至るガイド孔に、内筒の中心方向に付勢された切替えピン及びドライバーピンの組を切替えピンを内側にして内筒半径方向に移動可能に収納し、一方、内筒の軸線方向において上記凹陥部とほぼ同じ位置における外筒の部分を外筒の半径方向に貫通し、内方に付勢された係止ピンを外筒の半径方向に移動可能に案内すると共に、この係止ピンの長さを外筒の厚さより大きく設定し、他方、扉の外面に固定される筒状体で、内孔に上記外筒を嵌合させた受け座の内孔面の、上記カラーの凹陥部とは異なる角度位置に、上記係止ピンの外端部が係入する係止孔を開口させ、更に、上記切替えピンに届かない合鍵を鍵孔に挿入したとき、切替えピンとドライバーピンとの接合部がカラーと内筒との間のシアーラインに揃うように、また、合鍵の先端部のみを長くした着脱用鍵を内筒の鍵孔に挿入し、その先端部により上記切替えピンをその付勢力に抗して外方に押勤したとき、切替えピンとドライバーピンとの接合部がカラーと外筒との間のシアーラインに揃うように切替えピンの長さを設定し、着脱用鍵を内筒に挿入し、内筒とカラーとを一体的に連結して外筒に対して相対的に回動させることにより、カラーの凹陥部と係止ピンとを角度的に整合させたとき、係止ピンの付勢力によりその内端をカラーの凹陥部に係入させ、もって係止ピンの外端部を受け座の係止孔から引き抜いて外筒と受け座との係合を解くようにしたことを特徴とする着脱可能なシリンダ錠。

前のページに戻る