特許
J-GLOBAL ID:200903039161165335

ディーゼルエンジンの燃料供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-048136
公開番号(公開出願番号):特開平7-259581
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【構成】ガバナレバー2に二本式のものを用いたディーゼルエンジンの燃料供給装置において、次のようにした。ホルダ11をスプリング力入力レバー4に取り付け、トルクピン12のピン先端部15をガバナ力入力レバー5の被接当部25に接当させ、ガバナ収容ケース1のケース壁26に螺動調節自在の最大トルク制限ボルト27を貫通状に設け、トルクピン12のピン先端部15が最大トルク制限ボルト27のボルト先端部28に接当して、ホルダ先端部14からのトルクピン12のピン先端部15の最大突出寸法23が規制されるように構成した。【効果】ホルダ11にトルクピン12とトルクバネ16とを組み付けた後も、最大トルクアップ位置24を自由に調節できる。このため、トルクピン12の長さを一定にした単一種のガバナレバー2を仕様の異なる複数種のエンジンに汎用的に使用できる。
請求項(抜粋):
ガバナ収容ケース(1)内でガバナレバー(2)をガバナレバー枢軸(3)で揺動自在に枢支し、このガバナレバー(2)をスプリング力入力レバー(4)とガバナ力入力レバー(5)とで構成し、調速レバー(6)にガバナスプリング(7)を介して上記スプリング力入力レバー(4)を連動連結し、ガバナ力発生装置(8)に上記ガバナ力入力レバー(5)を介して燃料噴射ポンプ(9)の燃料調量部(10)を連携させ、ガバナレバー(2)にホルダ(11)を設け、このホルダ(11)にトルクピン(12)をそのピン軸線(13)方向に沿ってスライド自在に支持し、ホルダ先端部(14)からトルクピン(12)のピン先端部(15)を突出させ、トルクバネ(16)のトルクバネ力(17)でトルクピン(12)をそのピン先端部(15)側に付勢し、トルクピン(12)をトルクバネ力(17)に抗してそのピン基端部(18)側に押し込んだ状態で、ガバナスプリング力(19)とガバナ力(20)との不釣り合い力により、上記一対のレバー(4)・(5)を一体に揺動させるように構成し、上記スプリング力入力レバー(4)に燃料制限具(21)を臨ませ、このスプリング力入力レバー(4)が燃料制限具(21)に接当した後は、ガバナ力(20)とトルクバネ力(17)との不釣り合い力により、トルクピン(12)のピン先端部(15)を突出させることにより、ガバナ力入力レバー(5)のみを揺動させて、燃料調量部(10)をトルクアップ領域(22)で調量移動させるように構成し、上記ホルダ先端部(14)からのトルクピン(12)のピン先端部(15)の最大突出寸法(23)に対応して上記トルクアップ領域(22)の最大トルクアップ位置(24)が規定されるように構成した、ディーゼルエンジンの燃料供給装置において、上記ホルダ(11)をスプリング力入力レバー(4)に取り付け、トルクピン(12)のピン先端部(15)をガバナ力入力レバー(5)の被接当部(25)に接当させ、ガバナ収容ケース(1)のケース壁(26)に螺動調節自在の最大トルク制限ボルト(27)を貫通状に設け、この最大トルク制限ボルト(27)のボルト先端部(28)をトルクピン(12)のピン先端部(15)に臨ませ、トルクピン(12)のピン先端部(15)が最大トルク制限ボルト(27)のボルト先端部(28)に接当して、ホルダ先端部(14)からのトルクピン(12)のピン先端部(15)の最大突出寸法(23)が規制されるように構成した、ことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料供給装置。
IPC (3件):
F02D 1/04 301 ,  F02D 1/04 ,  F02D 31/00 301

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