特許
J-GLOBAL ID:200903039163515996

医療用ベッド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高松 利行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-192935
公開番号(公開出願番号):特開平5-184629
出願日: 1989年12月28日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 ベッドに横たわる人を、風呂、便器、車椅子などの他の場所へ移動させるために、ハンモックで安楽に昇降させることができる医療用ベッド装置。【構成】 ハンモック12の頭部側の吊紐14が調帯されたプーリ65と、脚部側の吊紐15が調帯されたプーリ66とを互いに接近・離間自在に設け、ハンモック12を上昇させるときは、プーリ65とプーリ66を次第に接近させて、ハンモック12に寝せられた人の上半身を起立させ、またハンモック12を下降させるときは、プーリ65とプーリ66を次第に離間させて、上半身を倒伏させるようにした。
請求項(抜粋):
本体フレーム1と、この本体フレーム1の上部に水平方向に移動自在に設けられた巻上げ装置2と、この巻上げ装置2に懸吊されたハンモック12とを備え、この巻上げ装置2が、上記ハンモック12の先端部に取り付けられて、このハンモック12に載せられた人体の頭部側を吊り上げる第1の吊紐14と、上記ハンモック12の後端部に取り付けられて、人体の脚部側を吊り上げる第2の吊紐15と、これらの吊紐14,15が調帯されたプーリ65,66と、これらの吊紐14,15をそれぞれ巻き上げるドラム69、70と、これらのドラム69,70を回転させる巻上げ用モータ20とから成り、少なくとも一方のプーリ65又は66を摺動自在に配設することにより、プーリ65とプーリ66の間隔を調整自在とし、且つこの巻上げ用モータ20の駆動による上記吊紐14,15の巻き上げ時にはこれらの吊紐14,15の間隔を次第に小さくし、また巻き戻し時にはこの間隔を次第に大きくするべく、一方のプーリ65を他方のプーリ66に対して摺動させて接近・離間させるプーリ摺動手段42,61,62と、このプーリ摺動手段42,61,62を駆動するプーリ摺動用モータ40を設けたことを特徴とする医療用ベッド装置。

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