特許
J-GLOBAL ID:200903039164342173

積層管及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-024458
公開番号(公開出願番号):特開平5-185541
出願日: 1992年01月14日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 所期通りの捩り破壊強度、曲げ強度、衝撃強度などを発揮し、強度のバラツキを小さくし、折損防止など所望の性能と安定した品質を達成することのできる、例えばゴルフクラブシャフト、釣り竿、スキーストック、自転車フレーム、その他種々の用途に使用し得る、複数の繊維強化樹脂層を有した積層管及びその製造方法を提供する。【構成】 積層管を製造するに際して、マンドレル100に巻き付けられた、内層101’を形成するための炭素繊維強化プリプレグ101の外周に、テープ部材1が所定張力にて巻き付けられる。このテープ部材1は中間テープ層1’を形成するものであって、例えば強化繊維としてガラス繊維を使用したガラス繊維強化プリプレグを、幅(W)にスリットしたプリプレグテープとすることができる。次いで、このテープ部材を覆って、マンドレル100上にストレート層102’を形成するべく、炭素繊維が軸線方向に沿って一方向に配列されたプリプレグ102を所定枚数だけ巻き付け、その後、通常方法に従って、加熱硬化される。
請求項(抜粋):
複数の繊維強化樹脂層にて形成される積層管において、強化繊維として高弾性率の繊維を使用し且つこの強化繊維が積層管の軸線方向に対して所定の角度(θ)だけ傾斜して配列された繊維強化樹脂層を内層として有し、この内層の外周に中間テープ層を配置し、更にその外側に繊維強化樹脂層を積層してなることを特徴とする積層管。
IPC (7件):
B32B 1/08 ,  B29C 67/14 ,  B32B 27/06 ,  B29K105:06 ,  B29L 9:00 ,  B29L 23:22 ,  B29L 31:52

前のページに戻る