特許
J-GLOBAL ID:200903039178860517

周縁溶接積層体を有するシールリングを備えた弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 弘男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-292777
公開番号(公開出願番号):特開平7-269719
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 シールリング積層体の対向面間におけるいかなるシールあるいはガスケットの必要性をなくすことによって、積層金属シールリングを通しての加圧流体の漏洩を防ぐことにある。【構成】 ここには、着座面と共に漏れ止めシールを形成する、ハウジングに取り付けた積層シールリングを備えた弁が開示してある。シールリングは2つまたはそれ以上の金属積層体からなり、積層体の外周縁は、たとえば、WIG溶接法あるいはレーザ溶接法によって相互に溶接してあって積層体の対向して衝合する面を通しての流体のいかなる漏洩も防ぐようになっている。ボルト締め付け式の圧力リングが軸線方向において積層シールリングをハウジングの軸線方向に向いた支持面に押し付ける。支持面に設けた軸線方向に開いた溝を隣接のシールリング積層体で覆い、その中にグラファイト・ガスケットを充填してシールリング背後の漏洩を防ぐようになっている。あるいは、積層シールリングをディスクに取り付けて、協働する弁座をハウジングに設けてもよい。
請求項(抜粋):
弁座に沿ったシールを行うための弁用積層シールリングであって、金属で作った第1、第2の整合し、対向した表面が相互に衝合している扁平な環状積層体であり、各積層体が内縁と外縁とを構成している積層体と、シールリングのシール面を構成する積層体の内外の縁のうちの一方に接近して設けてあって弁座と係合する手段と、他方の縁に沿って積層体を連結する金属溶接部であり、積層体の衝合している面の間を流体が通過するのを防ぐように漏れ止め式となっている溶接部とを包含することを特徴とするシールリング。
IPC (2件):
F16K 1/226 ,  F16J 15/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭60-010227

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