特許
J-GLOBAL ID:200903039182897336

テレフタル酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-019980
公開番号(公開出願番号):特開平5-058948
出願日: 1992年02月05日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 より良い収量、工程水として使用する新水の使用量の減少および汚染廃水の廃棄問題の減少を目的とするテレフタル酸の製造方法。【構成】 テレフタル酸をパラキシレンの酸化により製造し(B)、水性相の中で精製し、そして水性相から精製テレフタル酸を沈澱させ、次ぎに水性相の母液を冷却または蒸発させて更に幾分かの量の純度の低い沈澱と第二の母液(9)を収得し、純度の低い沈澱は反応媒体に戻し、および/または第二の母液の水をテレフタル酸の粗製固体を溶解する為に使用し、および/または第二の母液を処理して水を回収し(G)、その水を水性溶液から回収された沈澱の洗浄に使用する。
請求項(抜粋):
酢酸を含む液体の反応媒体中でパラキシレンをテレフタル酸に酸化することによってテレフタル酸を製造し、テレフタル酸を液体の反応媒体から粗製の固体として分離し、水を含む液体中に溶解して溶液を製造し、そして溶液を還元条件下に水素と不均質な触媒に接触させて少なくとも幾分かの不純物を還元し、該還元の後に溶液を冷却して固体の精製されたテレフタル酸を沈澱させ、沈澱から水性の母液を分離するテレフタル酸の製造方法において、水性の母液を処理してテレフタル酸と第二の母液から成る純度の低い沈澱を製造し、そして下記の段階:(a)より純度の低い沈澱を直接または間接に反応媒体に戻す;(b)該第二の母液の少なくとも一部分を直接その侭で、又は処理してから間接に粗製の固体を溶解する為に使用する;及び(c)該第二の母液を分別蒸留に送り、該分別蒸留から処理された水を回収し、そして還元段階の後に溶液から回収された沈澱を洗浄する為に該水を使用する;の少なくとも一つを使用することを特徴とするテレフタル酸の製造方法。
IPC (6件):
C07C 63/26 ,  B01J 23/42 ,  B01J 23/44 ,  C07C 51/43 ,  C07C 51/487 ,  C07B 61/00 300

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