特許
J-GLOBAL ID:200903039186211480

機械式過給機付車両用エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広渡 禧彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-330976
公開番号(公開出願番号):特開平9-137732
出願日: 1995年11月14日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 機械式過給機付車両用エンジンの暖機を促進して車両の稼働性を向上すると共に、特に寒冷時の白煙発生を防止又は少くとも白煙発生時間を短縮する。また、同エンジンに圧縮開放型制動装置を設け、機械式過給機と協働し、エンジンブレーキ効果の大巾な向上を図る。【解決手段】 エンジンの排気により駆動される排気タービンのロータ軸を第1変速装置を介して機械式過給機の駆動軸に連結すると共に、同過給機の駆動軸を無段変速装置を介してエンジンのクランク軸に連結する。エンジンの暖機運転時に、無段変速装置の変速比を増速側の最大変速比とし、吸気を過給することにより吸気温度の上昇と、過給機駆動負荷の増大により暖機を促進する。また、圧縮開放型制動装置を有するエンジンのエンジンブレーキ走行時に、トランスミッションのシフト位置に応じて、動力伝達系部材の破損を生じない限度で変速比を増速側に制御し、耐久性、信頼性を確保しながら、最大限のエンジンブレーキ効果を生起させる。
請求項(抜粋):
エンジンの排気系に介装された排気タービン、上記エンジンの吸気系に介装され上記排気タービンのロータ軸に第1の変速装置の介して連結された機械式過給機、同機械式過給機と上記エンジンのクランク軸との間に介装され変速比制御部材を有する可変変速比の第2変速装置、上記エンジンの負荷を検出するエンジン負荷検出手段、上記エンジンの冷却水温度を検出する冷却水温検出手段、及び、上記エンジン負荷検出手段により検出されたエンジン負荷に基づき走行時における上記第2変速装置の変速比を設定する走行変速比設定部と、上記冷却水温検出手段により検出された冷却水温に基づき暖機運転時における上記第2変速装置の変速比を設定する暖機運転変速比設定部とを有し、上記エンジン負荷検出手段により検出されたエンジン負荷が設定負荷より低く、かつ上記冷却水温検出手段より検出された冷却水温が設定温度より低い上記エンジンの暖機運転領域では、上記暖機運転変速比設定部により設定された変速比が達成されるように上記変速比制御部材を駆動すると共に、暖機運転領域以外のエンジン運転領域では、上記走行変速比設定部により設定された変速比が達成されるように上記変速比制御部材を駆動するコントロールユニットを備えたことを特徴とする機械式過給機付車両用エンジン。
IPC (10件):
F02B 37/10 ,  F02B 39/04 ,  F02D 13/04 ,  F02D 23/00 ,  F02D 41/06 310 ,  F02D 41/06 315 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00
FI (12件):
F02B 37/10 Z ,  F02B 39/04 ,  F02D 13/04 B ,  F02D 23/00 K ,  F02D 23/00 N ,  F02D 41/06 310 ,  F02D 41/06 315 ,  F02D 43/00 301 R ,  F02D 43/00 301 Z ,  F02D 45/00 312 B ,  F02D 45/00 312 F ,  F02D 45/00 312 Q
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る