特許
J-GLOBAL ID:200903039188719588

複合航法装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-039599
公開番号(公開出願番号):特開2002-243495
出願日: 2001年02月16日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】 地磁気による針路方位の精度を合理的に向上させた複合航法装置を提供する。【解決手段】 複数航法装置1000は所定速度値以上のときは衛星電波針路方位値CD1、そうでないときは地磁気針路方位値CD2により船舶900の航行状態の表示または操舵を行う。所定速度値以上のときの地磁気方位検出部分300で得た検出角度θと衛星電波受信部分100で得た衛星電波針路方位値CD1との差異を誤差値△θとして検出角度θを補正することで、より正確な地磁気針路方位値CD2を得る。衛星電波針路方位値CD1の平均処理による遅れ時間と検出角度θの平均処理による遅れ時間とのうちの遅れ時間の大きい方の時点に得られた上記の差値を誤差値△θを記憶し、または、各平均処理を行わない状態で得られた上記の差値を誤差値△θを記憶する構成などにより、誤差値△θの精度を向上させる。所定の角度間隔で誤差値△θを記憶して構成を簡便化する。
請求項(抜粋):
電波航法の受信信号にもとづいて得られる電波針路方位値と速度値とによって、地磁気の検出信号にもとづいて得られる検出角度値を誤差値で補正した補正角度値を地磁気針路方位値として得るとともに、前記速度値が第1の所定速度値を超えているときは前記電波針路方位値を現在針路方位値として選択し、前記速度値が前記第1の所定速度値以下のときは前記地磁気針路方位値を前記現在針路方位値として選択するようにした複合航法装置であって、前記受信信号から前記電波針路方位を得るための平均化処理にもとづく遅れ時間と、前記検出信号から前記検出角度値を得るための平均化処理にもとづく遅れ時間とのうちの大きい方の遅れ時間を検出遅れ時間として選択する検出遅れ時間選択手段と、前記速度値が前記第1の速度値よりも速い第2の所定速度値を超える状態において得られた前記電波針路方位値と前記検出角度値との差の角度値を検出差値として得る検出差値演算手段と、先行時点に得られた前記検出差値と、前記先行時点から前記検出遅れ時間以上の時間を経過した経過時点に得られた前記検出差値との差の角度値を差角値として得る差角値演算手段と、前記差角値が所定の角度値以下のときのみ、前記先行時点または前記経過時点に得られた前記検出差値もしくは前記先行時点に得られた前記検出差値と前記経過時点に得られた前記検出差値との平均値(以下、時点誤差値という)にもとづいて前記誤差値を得る誤差値演算手段とを具備することを特徴とする複合航法装置。
IPC (5件):
G01C 21/20 ,  B63B 49/00 ,  B63H 25/04 ,  G01S 5/14 ,  G01S 13/86
FI (5件):
G01C 21/20 ,  B63B 49/00 Z ,  B63H 25/04 D ,  G01S 5/14 ,  G01S 13/86
Fターム (24件):
2F029AA04 ,  2F029AB01 ,  2F029AB07 ,  2F029AB09 ,  2F029AC02 ,  2F029AC04 ,  2F029AC14 ,  2F029AC19 ,  2F029AC20 ,  2F029AD01 ,  5J062AA13 ,  5J062BB02 ,  5J062CC07 ,  5J062EE03 ,  5J062EE04 ,  5J062FF06 ,  5J062HH04 ,  5J070AC06 ,  5J070AC13 ,  5J070AF05 ,  5J070AK22 ,  5J070BA01 ,  5J070BD07 ,  5J070BD10

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