特許
J-GLOBAL ID:200903039190287377

多気筒内燃機関用点火制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-113087
公開番号(公開出願番号):特開平7-317637
出願日: 1994年05月26日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】始動開始時の点火信号を発生する信号発電機の構成を簡単にしてしかも多気筒内燃機関の始動を円滑に行わせることができる点火制御方法を提供する。【構成】機関の始動開始時には、信号発電機1の出力で一部の気筒用の点火回路U1 ,U2 のみに点火信号を与える。機関が始動してその回転がある程度安定した後に、マイクロコンピュータ15により演算した点火位置で他の気筒用の点火回路U3 〜Un にも点火信号を与えて始動動作を円滑に進行させる。始動が完了した後にマイクロコンピュータ15により点火位置を制御する定常時の点火モードに移行させる。
請求項(抜粋):
n気筒(nは3以上の整数)の内燃機関の各気筒用の点火信号が与えられたときに各気筒の点火プラグに点火用の高電圧を与える点火回路を各気筒に対して設けておき、前記内燃機関と同期して回転する信号発電機を設けて、該信号発電機の出力信号から機関の一定の回転角度位置を基準位置として検出し、前記信号発電機の出力信号の発生間隔から機関の回転速度を検出し、回転速度が検出される毎に検出された回転速度における各気筒の点火位置を決定して前記基準位置から決定された各気筒の点火位置まで機関が回転するのに要する時間を各気筒用の点火位置計測時間として演算し、前記基準位置が検出されたときに各気筒用の点火位置計測時間の計測を開始して各気筒用の点火位置計測時間の計測が完了したときに各気筒用の点火信号を発生させる多気筒内燃機関用点火制御方法において、前記信号発電機が信号を発生する特定の位置をn-m個(mは1以上n未満の整数)の特定の気筒の始動時の点火位置に等しくしておき、内燃機関の始動操作が開始されてから機関の回転速度が設定値に達するまでの間は前記信号発電機が特定の位置で信号を発生したときに前記n-m個の特定の気筒用の点火回路にのみ点火信号を与える第1次始動点火モードを行わせ、機関の回転速度が設定値を超えた後は他の気筒用の点火回路にも点火信号を与える第2次始動点火モードを行わせることを特徴とする多気筒内燃機関用点火制御方法。
IPC (5件):
F02P 3/04 303 ,  F02P 3/04 302 ,  F02P 3/04 304 ,  F02D 45/00 362 ,  F02P 5/15
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-107570
  • 特開昭57-059058
  • 特開平3-253766

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