特許
J-GLOBAL ID:200903039190334871

超音波を使用して少なくとも1つの移動接触面の位置を測定する方法及びその方法を実行する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-256619
公開番号(公開出願番号):特開平5-237109
出願日: 1992年09月25日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 超音波を使用して少なくとも1つの移動壁の位置を測定する方法とその方法を実行する装置であって、従来の方法の不利点が克服され、移動壁の位置の時間による変化を監視するときにはいつでも有用であり、特に、血管の壁の厚さ及び内径を測定するために医療分野において有用であるものを提供する。【構成】 本発明の方法には、3つのフェーズがある。初期化フェーズにおいては、移動接触面による超音波の反射によって生成されるエコー信号の基本エコーが処理されて、このエコー信号におけるこれら接触面の位置が決定される。また、後で同化されるエコー信号の一群の基本エコーの基準点の時間的位置が同時に追跡され、この群のエコー信号の最新のものにおける接触面の位置が確認される。同化フェーズにおいては、前記接触面の位置が追跡される。処理ステージは、記憶されたデータに関するものである。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの移動接触面の位置を超音波工学的に測定する方法であって、前記接触面の方へ周期的に繰り返し周波数Fr で超音波質問インパルスを送信すること、及び、前記接触面による前記超音波インパルスの反射から生じる少なくとも1つの基本エコーを有するエコー信号を受信すること、からなるものである前記方法が、第1の超音波インパルスのエコー信号の基本エコーの一群の各基本エコーにおいて基準点を選択すること;前記基本エコーの各々に関し、この基本エコーを生成した該接触面の時間的位置を決定すべく、前記第1の超音波インパルスの前記エコー信号を処理すること;前記第1の超音波インパルスの該エコー信号の前記基本エコーの各々に関し、前記基本エコーの該基準点の位置と前記処理によって得られた該接触面の位置との間の時間間隔を計算すること;及び、該処理及び計算の間同時に、前記第1の超音波インパルスの後の超音波インパルスのエコー信号の第1の群の前記基本エコーの各々の基準点の時間的位置を追跡すること;からなる初期化ステージと、前記第1の超音波インパルスの該エコー信号の後に捕捉されるエコー信号の第2の群の前記基本エコーの各々に対応する該接触面の時間的位置を追跡及び記憶することからなる同化フェーズと、該同化フェーズの間に記憶されたデータの処理ステージと、を具備することを特徴とする方法。
IPC (3件):
A61B 8/08 ,  G01B 17/00 ,  G01S 15/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭57-128137
  • 特開昭57-128137

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