特許
J-GLOBAL ID:200903039205363954

多重冗長クロック信号セレクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188869
公開番号(公開出願番号):特開平10-020961
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 高信頼を要求される計算機装置において多重冗長化した演算部に対するクロック信号の多重化を簡素な回路構成かつ高信頼に実現する。【解決手段】 複数の発振器1-1 〜1-N のクロック信号源を分周器22-1〜22-Nで分周し、カウンタ24-1〜24-Nのカウント値を比較器25-1〜25-Nで相互比較しその結果により正常なクロック信号を選択送出する。クロック信号の比較は比較タイミング制御部21の制御の下に所定の期間で自動的に行えるとともにR/W制御部26により、外部からのコマンドでカウント値を読み出すことにより任意の周期でも比較が行え、その結果をセレクタ制御部27によるセレクタ28の制御に反映できる。なお、比較タイミング制御部21はタイミング信号を複数の発振器 1-1〜1-Nからの信号の論理積に基づいて生成するため発振器の1つの送出不能事故(フェイル)でこのタイミング信号がとぎれることもない。
請求項(抜粋):
所望の高信頼性を確保すべく多重化して成る計算機装置の多重冗長演算部を駆動するクロックを、所望の冗長度に基づいて予め設定した複数の発振器の出力する同一周波数のクロック信号源に基づいて生成したクロック信号から高信頼性のクロック信号を選択することにより供給する多重冗長クロック信号セレクタであって、前記複数の発振器の分周出力として生成した複数のクロック信号を所定の周期でカウントしつつ、カウント結果を相異る2つづつの組合せごとに比較して比較したクロック信号の一致もしくは不一致を検出するクロック信号比較手段と、前記クロック信号比較手段の比較結果に基づいて前記複数のクロック信号から1つを選択して出力するとともに外部から受ける設定信号により前記クロック信号比較手段の比較結果に依存することなく選択すべきクロック信号を選択することを可能とするクロック信号選択手段と、前記クロック信号比較手段の比較結果を外部に読み出させるとともに前記クロック信号選択手段に対する前記設定信号の送出を行う読出し/書込み制御手段とを備えることを特徴とする多重冗長クロック信号セレクタ。
IPC (3件):
G06F 1/06 ,  G06F 1/04 303 ,  G06F 15/16 470
FI (3件):
G06F 1/04 310 A ,  G06F 1/04 303 Z ,  G06F 15/16 470 J

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