特許
J-GLOBAL ID:200903039208675264

耐孔食性に優れたAl-Mg合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 星野 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-082936
公開番号(公開出願番号):特開平5-247611
出願日: 1992年03月06日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 耐孔食性に優れたAl-Mg合金板の製造方法を得る。【構成】 質量%でMg:3.0〜6.0%を含有し、Mn:0.2〜1.0%、Cr:0.05〜0.4%のうち1種又は2種を含有し、不純物としてのFe:0.5%以下、Si:0.5%以下とし、残部Al及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊を、均質化処理後熱間圧延を開始し、少なくとも最終圧延スタンドにおける圧延条件を、圧延材の温度が下記式で示される温度以下の範囲において、1パス当たりの歪み速度を2/秒以上で行ない、かつ圧延終了温度を150〜280°Cとし、その後安定化処理を施すことを特徴とする220MPa以上の耐力を有し耐孔食性に優れたAl-Mg合金板の製造方法。【効果】 高強度を有し、塩素イオンの存在する環境に使用されても、孔食による貫通孔を生じない。
請求項(抜粋):
質量%でMg:3.0〜6.0%を含有し、Mn:0.2〜1.0%、Cr:0.05〜0.4%のうち1種又は2種を含有し、不純物としてのFe:0.5%以下、Si:0.5%以下とし、残部Al及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊を、均質化処理後熱間圧延を開始し、少なくとも最終圧延スタンドにおける圧延条件を、圧延材の温度が下記式で示される温度以下の範囲において、1パス当たりの歪み速度を2/秒以上で行ない、かつ圧延終了温度を150〜280°Cとし、その後安定化処理を施すことを特徴とする220MPa以上の耐力を有し耐孔食性に優れたAl-Mg合金板の製造方法。T(°C)=120+27.1Mg(%)
IPC (2件):
C22F 1/047 ,  C22C 21/06

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