特許
J-GLOBAL ID:200903039215115690

二重化伝送系における無瞬断切替方法および無瞬断切替装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-154889
公開番号(公開出願番号):特開平8-023334
出願日: 1994年07月06日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 現用系と予備系の同期確立を短時間に行ない、かつ同期確立後にも同期を確実に保持して、予備系と現用系を無瞬断にて切り替える。【構成】 0系と1系の入力に含まれる空セルは空セル検出部104,105 にて検出される。検出された空セル以外の信号はメモリ108,120 に蓄積される。蓄積された現用系のたとえば0系の信号は、順次読み出されてセレクタ122 を介して出力される。その際に空セル挿入部115 で検出された空セルを同じ位置に挿入する。この間に、セルバッファ112 とセルバッファ121 のいずれかに1つのセルがラッチされ、他方の読み出されたセルと比較部111 にて一致するセルが検出される。一致が検出されると、その際のメモリ108,120 の蓄積量の差を求めて、遅延として空セルカウンタをセットし、空セル挿入部115 にて空セルを挿入する。この後、セレクタ122 にて他方の系を選択して無瞬断に系を切り替える。
請求項(抜粋):
現用系と予備系との少なくとも2系統以上の伝送系を状況に応じて選択して切り替える際に、その切り替えを無瞬断に切り替える二重化伝送系における無瞬断切替方法において、該方法は、それぞれの系にて伝送される信号のうち情報が含まれない空セルを検出する空セル検出工程と、該空セル検出工程にて検出した空セルを除く信号をそれぞれの系ごとに蓄積する信号蓄積工程と、該蓄積工程にて蓄積された信号をそれぞれの系にて順次読み出す信号読出工程と、読み出された信号のいずれかをラッチして、その信号に一致する他方の系の信号を検出しつつ現用系と予備系との同期をとる同期確立工程と、該同期確立工程にて信号の同期が確立した後に、その同期を維持する同期維持工程と、該同期維持工程にて同期を維持している際に系切替信号による系切替指示に従って系の切り替えを実行する信号切替工程と、前記同期維持工程および前記信号切替工程の間に出力される信号に前記空セル検出工程にて検出した空セルおよび前記同期確立工程にて進んでいる系の分の遅延の空セルを挿入する空セル挿入工程とを含むことを特徴とする二重化伝送系における無瞬断切替方法。
IPC (3件):
H04L 12/28 ,  H04L 1/22 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 C ,  H04L 11/20 D

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