特許
J-GLOBAL ID:200903039220583014
穴あき部分を含む構造物に好適な自動メッシュ分割方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-036529
公開番号(公開出願番号):特開平6-251111
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】穴あき構造物について、円孔を囲む穴あき形状ブロックの入力だけで、穴あきシェルブロックであれば四辺形のメッシュに、穴あき平板ブロックであれば六面体のメッシュに分割できるようにする。【構成】ブロック情報入力部11から穴あき構造物を定義する穴あきブロック情報入力されると、ブロック変換部12はその穴あきブロックから、固有の形状関数によるメッシュ分割が可能な3次元形状ブロック、例えば穴あきシェルブロックであれば円孔を放射状に囲む4つの四辺形ブロックを、穴あき平板ブロックであれば円孔を放射状に囲む4つの六面体ブロックを変換生成する。ブロック別メッシュ分割部13は、この4つの四辺形ブロック又は六面体ブロックを四辺形メッシュ又は六面体メッシュにより分割する。もし、鏡像,回転,並進移動コピー指示があれば、複写処理部17の複写処理によるメッシュ分割が行なわれる。
請求項(抜粋):
メッシュ分割の対象となる穴あき構造物の円孔を囲む多角形状を幾つかのブロックで定義するための入力手段であって、対象ブロックに固有のブロック識別子、同ブロック各辺の分割数、各辺と円孔との間の分割数、円孔の中心座標とその半径、同ブロックの形状を示す座標値列、及び同ブロックの複写指示情報を含むブロック情報の列を入力するためのブロック情報入力手段と、このブロック情報入力手段によって入力されたブロック情報で示される円孔を囲む多角形状ブロックをもとに、固有の形状関数によるメッシュ分割が可能なブロックへの変換を行なう変換手段であって、円孔を囲む多角形状ブロック内で少なくとも3つの四辺形ブロックまたは3つの六面体ブロックを生成する形で変換する変換手段と、この変換手段によって変換された各ブロックに対し、対応するブロック情報中のブロック識別子に固有の形状関数、同情報中の分割数および座標値列を用いて、四辺形メッシュまたは六面体メッシュへのメッシュ分割を行なうブロック別メッシュ分割手段とを具備し、穴あきシェル構造物については四辺形のメッシュに分割し、穴あき平板構造物については六面体のメッシュに分割するようにしたことを特徴とする穴あき部分を含む構造物に好適な自動メッシュ分割方式。
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