特許
J-GLOBAL ID:200903039226032702

多重伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-231044
公開番号(公開出願番号):特開平5-048618
出願日: 1991年08月20日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 非破壊調停型の回線争奪方式多重伝送系での、メッセージの潜伏時間の最大値を設計的に決定できる多重伝送装置を提供すること。【構成】 特定の送信ノードが回線争奪に失敗した場合、現多重伝送路に流れている優先順位がより高いメッセージの優先順位該当部を記憶保持する記憶回路16を設け、この記憶優先順位を参照して、自メッセージの優先順位を動的に高位に変更する。また、このために、メッセージの優先順位と宛先指定部とをメッセージの別々の場所に格納する。【効果】 メッセージの伝送時間が確定されるので、自動車の協調制御装置などへの適用が可能になる。
請求項(抜粋):
伝送路上での信号状態が優勢及び劣勢の2状態をとる多重伝送路と、この多重伝送路に共通に接続された複数局の送受信ノードとを備え、これら複数の送受信ノード間で調歩同期方式により通信が行われると共に、該多重伝送路に優勢信号を送出する送受信ノードと劣勢信号を送出する送受信ノードが同時刻に存在したときには優勢信号が該多重伝送路の信号状態となるようにする一方、各送受信ノードから送出されるメッセージの優先順位を該メッセージ中に前記優勢及び劣勢パターンの組み合わせでコード化して付与し、複数の送受信ノードによる多重伝送路の回線争奪が発生したときには、多重伝送路上に前記優勢及び劣勢パターンによる優先順位コードを忠実に再現させ得た送受信ノードだけが唯一送信権を獲得し送信を継続する非破壊調停型回線争奪方式の多重伝送装置において、自ノードが回線争奪に失敗したとき多重伝送路に現われている優先順位コードを記憶保持する記憶手段と、この記憶手段に記憶保持されている優先順位コードに基づいて自ノードから送信すべきメッセージの優先順位を動的に変更する優先順位コード制御手段とを、前記複数局の送受信ノードの少なくとも1局に設けたことを特徴とする多重伝送装置。
IPC (2件):
H04L 12/40 ,  H04L 7/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-126742
  • 特開平2-288531

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