特許
J-GLOBAL ID:200903039228099723

ポリオレフィンのグラフトコポリマ-の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-134374
公開番号(公開出願番号):特開2000-026549
出願日: 1990年12月21日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 オレフィンポリマーの分解又はビスブレーキングを最小にし、ポリマー基体の架橋を生成させないでモノマーを一様にグラフトさせた粒状オレフィンポリマー物質を製造する方法を提供する。【解決手段】1)粒状オレフィンポリマー物質を10〜85°Cでイオン化放射線で照射し、2)その後100°Cまでの温度でビニルモノマーで処理し、3)照射によりオレフィンポリマー中に生じた遊離基が存在する間非酸化性環境を維持し、最終段階で残留遊離基を失活させ、未反応モノマーを除去することを含む方法により製造する。
請求項(抜粋):
オレフィンポリマーのグラフトコポリマーを製造する方法であって、(a) 粒状オレフィンポリマー物質を10〜85°Cの範囲内の温度で、遊離基部位を生成させる高エネルギーのイオン化放射線で照射する段階;(b) 照射した粒状オレフィンポリマー物質を100°Cまでの温度で、少くとも3分間、用いたオレフィンポリマーとビニルモノマーの全重量を基にして5〜80重量%の、遊離基により重合できる少くとも1種のビニルモノマーで処理する段階;(c) 同時に、又は任意の順序で順次、(1) 生じたグラフトした粒状オレフィンポリマー物質中の全残留遊離基を実質的に完全に失活させる、及び(2) 未反応ビニルモノマーを前記物質から除去する、段階;を含み、粒状オレフィンポリマー物質が、少くとも残留遊離基の失活が終るまでの間中実質的に非酸化性環境中に維持される方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭56-081323

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