特許
J-GLOBAL ID:200903039245460740
燃料噴射装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-329124
公開番号(公開出願番号):特開平6-173810
出願日: 1992年12月09日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 三方電磁弁のアウタバルブの摺動不足を防止でき、且つ大型化することなく導入流路の流路面積や供給流路の流路面積を確保することを可能にする。【構成】 高圧燃料をニードル6の周囲に導入する導入流路11の途中で分岐し、高圧燃料を摺動孔24内を摺動するアウタバルブ22の燃料流路22aを介して制御室12へ供給する供給流路17、25間に供給流路17、25より流路面積の大きい環状流路30を設け、この環状流路30内にメッシュ29を円環状に配した。これによって、高圧燃料に含まれる微小異物さえもメッシュ29により捕捉できるようになった。また、導入流路11および供給流路17、25の流路面積が十分確保されるので、燃料噴射ノズル2の噴射終了時の噴射だれや、噴射率の低下を防止できるようになった。
請求項(抜粋):
制御室内より高圧燃料が排出されると噴射孔を開くニードルと、このニードルの周囲に常に高圧燃料を導入する導入流路と、この導入流路より分岐され、前記制御室内へ高圧燃料を供給する供給流路と、前記制御室内より高圧燃料を排出する排出流路と、前記制御室および前記供給流路の連通状態と前記制御室および前記排出流路の連通状態とを切り替えるバルブと、このバルブを摺動自在に保持する摺動部とを備えた燃料噴射装置において、前記供給流路の一部には、前記供給流路の他部より流路面積の大きい環状流路が前記制御室を囲むように設けられ、前記環状流路の内部には、高圧燃料中の異物を捕捉するフィルタ部材が前記環状流路内の高圧燃料の流れ方向に直交するように配されていることを特徴とする燃料噴射装置。
IPC (2件):
引用特許:
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