特許
J-GLOBAL ID:200903039248321902

初期捕捉回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-011456
公開番号(公開出願番号):特開2000-209185
出願日: 1999年01月20日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 同一拡散符号多重SSシステムの送信装置から送信された多重RF信号に乗算されている拡散符号系列と、受信装置側で逆拡散時に用いる拡散符号系列との高精度な符号同期を受信信号の同相成分および直交成分の相関値をそれぞれ算出する一組のみの相関値を用いて、実現する初期捕捉回路を得る。【解決手段】 同一拡散符号多重SSシステムにおいて、同一の拡散符号を乗算されたパラレル送信情報系列にそれぞれ異なる特定の遅延時間を与えて多重された多重RF信号に対して、遅延補正手段を用いて、多重されている全ての信号の二乗相関値のピーク値を揃えて加算して多重二乗相関値を算出することにより、直交成分及び同相成分それぞれ一組の相関器のみを用いて符号同期を実現できる。
請求項(抜粋):
n(≧2)個の並列データ系列に同一の拡散符号系列を乗算してスペクトル拡散を行い、前記n個の並列データ系列に対してn個のそれぞれ異なる遅延時間{τ<SB>1</SB>T<SB>c</SB>,τ<SB>2</SB>T<SB>c</SB>,τ<SB>3</SB>T<SB>c</SB>,・・・,τ<SB>n</SB>T<SB>c</SB>}(但し、遅延係数{τ<SB>1</SB>,τ<SB>2</SB>,τ<SB>3</SB>,・・・,τ<SB>n</SB>}は、0≦τ<SB>1</SB><τ<SB>2</SB><τ<SB>3</SB><・・・<τ<SB>n</SB><Lを満たす整数、Lは拡散符号長、T<SB>c</SB>はチップ周期である)を与えた後、多重することにより生成される多重RF信号に対して、互いに直交する局部搬送波を乗算し、高調波成分を除去することにより複素スペクトル拡散信号を生成する準同期検波手段と、前記複素スペクトル拡散信号と前記並列データ系列に乗算された拡散符号系列との同相相関値及び直交相関値を算出する相関値算出手段と、前記同相相関値及び直交相関値をそれぞれ二乗する二乗算出手段と、前記二乗された同相相関値及び直交相関値を加算して二乗相関値を算出する加算手段と、前記二乗相関値をn個に分括し、分括したn個の各二乗相関値にそれぞれ遅延時間{(Y-τ<SB>1</SB>)T<SB>c</SB>,(Y-τ<SB>2</SB>)T<SB>c</SB>,(Y-τ<SB>3</SB>)T<SB>c</SB>,・・・,(Y-τ<SB>n</SB>)T<SB>c</SB>}(但し、YはY≧τ<SB>n</SB>を満たす整数)を与え相関ピークタイミングを揃える遅延補正手段と、前記n個の遅延補正された二乗相関値を全て加算して多重二乗相関値を算出する加算手段と、前記多重二乗相関値の最大値を示す時刻から符号同期点を推定し、この符号同期点に同期したタイミングで捕捉パルスを生成する符号同期点検出手段と、前記捕捉パルスに同期したシンボルクロックを生成するシンボルクロック生成手段と、を備えたことを特徴とする初期捕捉回路。
IPC (4件):
H04J 13/04 ,  H04B 7/24 ,  H04B 1/707 ,  H04L 7/00
FI (4件):
H04J 13/00 G ,  H04B 7/24 E ,  H04L 7/00 C ,  H04J 13/00 D
Fターム (19件):
5K022EE02 ,  5K022EE22 ,  5K022EE36 ,  5K047AA03 ,  5K047AA16 ,  5K047BB01 ,  5K047GG34 ,  5K047HH15 ,  5K047JJ06 ,  5K047MM12 ,  5K047MM24 ,  5K047MM36 ,  5K067AA14 ,  5K067BB02 ,  5K067CC10 ,  5K067DD25 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE72

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