特許
J-GLOBAL ID:200903039253935498

2入力・2出力型流体制御用ディスク弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-172065
公開番号(公開出願番号):特開平8-014419
出願日: 1994年06月30日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】制御要素の回転運動のみにより2種の流体の流量と方向を制御することが可能で、従って、容易にモータ駆動することの可能な、構造簡素でコンパクトな2入力・2出力型の流体制御弁を提供することを目的とする。【構成】2入力・2出力型流体制御弁(90)は静止部材(94)と回転ディスク(96)を有し、ディスク(96)はアクチュエータ(92)のモータにより回転駆動される。静止部材(94)には、第1出力ポート(148)、第1入力ポート(152)、第2入力ポート(154)、第2出力ポート(150)が円周方向に配置してある。回転ディスク(96)には、扇形の凹み(156;158)が形成してあり、静止部材のいづれか又はすべての入力ポートを選ばれた出力ポートに連通させ、或いは流量を制御するようになっている。
請求項(抜粋):
平坦な接合面に沿って互いにすべり係合する静止部材および回転ディスクと、前記ディスクの軸線を中心として前記ディスクを回転させる駆動手段とを備え、前記静止部材の接合面には、前記ディスクの回転軸線を中心とする所定半径の円に沿って、第1の流体出口に連通する第1の出力ポートと、第1の流体入口に連通する第1の入力ポートと、第2の流体入口に連通する第2の入力ポートと、第2の流体出口に連通する第2の出力ポートとが、互いに円周方向に離間して開口させてあり、前記回転ディスクは、前記静止部材の夫々のポートに相対峙するべくディスクの接合面に開口し互いにほぼ直径方向に対向する互いに独立した第1および第2の凹みと、前記第1および第2入力ポートの開度を制御する閉鎖面とを備え、前記回転ディスクの第1および第2の凹みの少なくとも一方は、前記第1および第2入力ポートといづれか一方の出力ポートとを同時に連通させるが、第1および第2入力ポートと第1および第2出力ポートのすべてを同時には連通させないような円周方向広がりを有し、もって、ディスクの回転角位置に応じて、ディスクの前記一方の凹みが静止部材の第1および第2入力ポートと第1又は第2出力ポートと整合しているときには第1および第2入力ポートから入来する流体の全量が選択的に第1又は第2出力ポートから流出せられ、ディスクの夫々の凹みが、夫々、第1入力ポートおよび第1出力ポート並びに第2入力ポートおよび第2出力ポートと整合しているときには第1および第2入力ポートから入来する流体は夫々第1および第2出力ポートから流出せられ、ディスクの閉鎖面が第1又は第2入力ポートを部分的に閉鎖しているときには第1出力ポートから流出する流体と第2出力ポートから流出する流体の流量比率が制御されることを特徴とする2入力・2出力型の流体制御用ディスク弁。
IPC (3件):
F16K 11/074 ,  C02F 1/46 ,  F16K 31/04

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