特許
J-GLOBAL ID:200903039256953969

誘導用無線標識システム及びそのシステムの構成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-013573
公開番号(公開出願番号):特開平9-211120
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】 移動体の誘導中心線からの偏位方向のみならず、その偏位量を算出して表示できる誘導用無線標識システム及びそのシステムの構成装置。【解決手段】 主として誘導中心線の左側と右側の領域にそれぞれの指向特性を有する第1、第2空中線11,13と、第1空中線11を介して第1のパルス変調電波を送信すると共に、モニタ装置20からの質問パルス電波を受信したときに第1の応答パルス電波を送信する第1送受信機12と、第2空中線13を介して第1のパルス変調電波より所定時間遅延して第2のパルス変調電波を送信すると共に、前記質問パルス電波を受信したときに第2の応答パルス電波を送信する第2送受信機14とを含む無線標識装置10と、空中線21を介して前記第1、第2パルス変調電波を受信すると共に、前記質問パルス電波の送信と第1、第2応答パルス電波の受信を行う送受信機22と、誘導中心線からの偏位方向及び偏位量を算出する演算器23と、演算器23の出力情報を表示する表示器24を含むモニタ装置20とにより構成されるシステム及びそのシステムの構成装置。
請求項(抜粋):
移動体を誘導するための無線標識装置と移動体に搭載されるモニタ装置とによりなる誘導用無線標識システムにおいて、前記無線標識装置は、所定距離を隔ててそれぞれ設けられた第1及び第2の空中線と、この第1及び第2の空中線を介してそれぞれ電波の送受信を行う第1及び第2の送受信機とを備えて、前記第1及び第2の空中線は、この2つの空中線を結ぶ直線を2等分する中点から前記直線と直角又はほぼ直角の方向を誘導中心線とし、主として前記誘導中心線の左側と右側の領域にそれぞれの空中線指向特性を有するように構成され、前記第1の送受信機は、所定期間内に第1のパルス変調電波を複数パルス送信してその後所定期間は休止する動作を繰返し、前記休止期間内に前記モニタ装置からの質問パルス電波を受信したときに第1の応答パルス電波を送信する送受信手段を有し、前記第2の送受信機は、前記第1の各パルス変調電波の送信開始後一定時間遅延した各時刻に、前記第1の各パルス変調電波と異なるパルス幅である第2の各パルス変調電波をそれぞれ送信してその後所定期間は休止する動作を繰返し、前記休止期間内に前記モニタ装置からの質問パルス電波を受信したときに前記第1の応答パルス電波とは異なる第2の応答パルス電波を送信する送受信手段を有し、前記モニタ装置は、空中線と、この空中線を介して電波の送受信を行う送受信機と、この送受信機と結合された演算器と、この演算器と結合された表示器とを備えて、前記モニタ装置の空中線は、前記無線標識装置の第1及び第2の空中線との間で電波の送受信が可能な空中線指向特性を有するように構成され、前記モニタ装置の送受信機は、前記無線標識装置の送信する第1及び第2のパルス変調電波を受信すると共に、前記無線標識装置に質問パルス電波を送信し、その第1及び第2の応答パルス電波を受信する送受信手段を有し、前記演算器は、前記モニタ装置の送受信機が受信した第1及び第2のパルス変調電波から、自己の移動体が前記誘導中心線の左側又は右側のいずれにあるかの偏位方向を求めると共に、前記質問パルス電波の送信時刻から前記第1及び第2応答パルス電波の受信時刻までの各時間から前記誘導中心線からの偏位量を算出する演算手段を有し、前記表示器は、前記演算器が求めた自己の移動体の誘導中心線からの偏位方向及び偏位量を表示する表示手段を有することを特徴とする誘導用無線標識システム。
IPC (5件):
G01S 13/76 ,  G01S 5/10 ,  G01S 7/04 ,  G01S 13/86 ,  G01S 1/16
FI (5件):
G01S 13/76 ,  G01S 5/10 Z ,  G01S 7/04 ,  G01S 13/86 ,  G01S 1/16

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