特許
J-GLOBAL ID:200903039263164538

沈胴式ズームカメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三品 岩男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-302531
公開番号(公開出願番号):特開平7-159824
出願日: 1993年12月02日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 撮影倍率の変更に伴ってファインダ倍率も変えることができる沈胴式ズームカメラの小型化を図る。【構成】 光軸回りに回転して1群レンズを沈胴位置から最小倍率位置直前まで移動させる沈胴カム筒50と、同じく、光軸回りに回転して1群レンズを最小倍率位置から最大倍率位置まで移動させるズームカム筒60とを備えている。沈胴カム筒50及びズームカム筒60には、その外周にセクタギヤ54,68が形成されている。さらに、2つのセクタギヤ54,68に係合可能なカム筒駆動ギヤ71と、このギヤ71を回転させる1個の駆動モータ73と、ズームカム筒60のセクタギヤ68のみに係合するギヤ111と、このギヤ111の回転でファインダ120に変倍動作させる機構110とを備えている。
請求項(抜粋):
撮影倍率を変えることができると共に、撮影倍率の変更に伴ってファインダー倍率も変えることができるズームカメラであって、鏡筒に納まっている複数のレンズのうち、最も被写体側の第1レンズが、本体内に納まっている沈胴位置と、該沈胴位置よりも被写体側で撮影可能な最低倍率位置と、該最低倍率位置よりもさらに被写体側で撮影可能な最高倍率位置とに移動可能な沈胴式ズームカメラにおいて、前記鏡筒は、前記第1レンズを支持し前記本体に対して光軸と平行な方向に相対移動可能に設けられているレンズ支持筒と、該本体に対して相対移動不能に該レンズ支持筒の外周に設けられている固定筒と、該本体に対して光軸回りに相対回転可能に該固定筒の外側に設けられている沈胴カム筒と、該本体に対して光軸回りに相対回転可能に該固定筒の外側で且つ該沈胴カム筒よりも被写体側に設けられているズームカム筒とを有し、前記レンズ支持筒には、光軸に対して放射方向に突出した従動突起部が形成され、前記固定筒には、前記第1レンズが前記沈胴位置から前記最大倍率位置迄移動する間で前記従動突起部が係合可能で、且つ該従動突起部を光軸と平行な方向へ案内する直進案内部が形成され、前記沈胴カム筒には、前記第1レンズが前記沈胴位置から前記最低倍率位置に至る直前までの間で前記従動突起部が係合可能で且つ前記光軸に対してスパイラル状のカム部が形成されていると共に、この外周に円周方向に伸びるセクタギヤ部が形成され、前記ズームカム筒には、前記第1レンズが前記最低倍率位置から前記最大倍率位置に移動する間で前記従動突起部が係合可能で且つ前記光軸に対してスパイラル状のカム部が形成されていると共に、この外周に円周方向に伸びるセクタギヤ部が形成され、前記ズームカム筒のセクタギヤ部及び前記沈胴カム筒のセクタギヤ部に係合可能なカム筒駆動ギヤと、前記カム筒駆動ギヤを回転させる1の駆動源と、前記ズームカム筒のセクタギヤ部にのみ係合可能な変倍ギヤと、前記変倍ギヤの回転に伴い前記ファインダに変倍動作させる変倍機構とを備え、前記沈胴カム筒が回転して、該沈胴カム筒のカム部及び前記固定筒の直進案内部に係合している前記従動突起部の移動により、前記第1レンズを前記沈胴位置から少なくとも前記最小倍率位置の直前まで移動させることができる範囲で、前記沈胴カム筒のセクタギヤ部は、前記カム筒駆動ギヤに係合可能に形成され、前記ズームカム筒が回転して、該ズームカム筒のカム部及び前記固定筒の直進案内部に係合している前記従動突起部の移動により、前記第1レンズを少なくとも前記最小倍率位置から前記最大倍率位置まで移動させることができる範囲で、該ズームカム筒の前記セクタギヤ部は、前記カム筒駆動ギヤに係合可能に形成されていることを特徴とする沈胴式ズームカメラ。
IPC (5件):
G03B 5/00 ,  G02B 7/08 ,  G02B 7/10 ,  G03B 13/10 ,  G03B 15/03
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 特開平4-273207
  • 沈胴式カメラの鏡胴
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-079802   出願人:ミノルタカメラ株式会社
  • 特開平3-180822
全件表示
審査官引用 (9件)
  • 特開平4-273207
  • 特開平4-273207
  • 沈胴式カメラの鏡胴
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-079802   出願人:ミノルタカメラ株式会社
全件表示

前のページに戻る