特許
J-GLOBAL ID:200903039264212730

永久磁石型電動機の着磁方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-332944
公開番号(公開出願番号):特開平9-182389
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 永久磁石型電動機において、未着磁状態の磁石45が装着された回転子40を固定子31内に嵌挿して位置整合した後、固定子巻線33u〜33wに着磁用電圧を印加して磁石45を着磁する場合、固定子31や回転子40に機械的クリアランスがあっても、位置整合用治具を要することなく低コストで、巻線33u〜33wによる着磁磁界の磁極と回転子40の磁極とを精度よく位置整合し、着磁磁石45の磁束分布を一様にする。【解決手段】 回転子40の磁極位置整合の際、固定子巻線33v,33wに位置整合用電源56から低圧直流電圧の位置整合用電圧を印加して固定子コア32に静止磁界を発生させ、その静止磁界によるリラクタンストルクにより回転子40を回転移動させてその磁極を固定子コア32の磁極に磁気的に位置整合した後、固定子巻線33uへの着磁用電圧の印加により磁石45を着磁する。
請求項(抜粋):
固定子コア(32)と、該固定子コア(32)に設けられた複数相の巻線(33u)〜(33w)とを有し、回転磁界を発生する固定子(31)と、上記固定子(31)内に回転可能に配置され、回転子コア(44)と、該回転子コア(44)に設けられた永久磁石(45),(45),...とを有する回転子(40)とを備えてなる永久磁石型電動機(30)に対し、上記回転子(40)の永久磁石(45),(45),...を未着磁状態から着磁する着磁方法であって、上記回転子(40)に未着磁状態の磁石(45),(45),...を取り付けて固定子(31)内に嵌挿し、上記固定子巻線(33u)〜(33w)に位置整合用電源(56)から低圧の直流電圧である位置整合用電圧を印加して固定子コア(32)に静止磁界を発生させることにより、該静止磁界により回転子(40)にリラクタンストルクを発生させて磁石(45),(45),...を固定子巻線(33u)〜(33w)の磁極に対応させる位置整合を行った後、上記固定子巻線(33u)〜(33w)に着磁用電源(49)から着磁用電圧を印加して磁石(45),(45),...を着磁することを特徴とする永久磁石型電動機の着磁方法。
IPC (2件):
H02K 15/03 ,  H01F 13/00
FI (2件):
H02K 15/03 G ,  H01F 13/00 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 永久磁石回転機の着磁方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-229061   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭63-157646
  • 特開昭57-142165
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