特許
J-GLOBAL ID:200903039269237731
DC-DCコンバ-タ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高野 則次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-047404
公開番号(公開出願番号):特開平10-229674
出願日: 1997年02月14日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 正常時には一定周波数のPWMパルスでスイッチング素子をオン・オフ制御し、過電流時に電流を制限するようにパルス幅を制御し、しかる後パルスの平均値が所定レベルよりも低くなったらスイッチング素子のオン・オフ周波数を下げるように構成されたDC-DCコンバータにおいて、過電流におけるパルス幅制御から周波数制御への切換え時点が電源電圧の変動により変化し、スイッチング素子が破壊する恐れがあった。【解決手段】 直流電源1の一端と他端との間にトランス3の1次巻線7とスイッチング素子2の直列回路を接続する。制御回路17からスイッチング素子2にPWMパルスを送る。PWMパルスを抵抗18を介してコンデンサ19で平均化する。電源電圧による補正を行うために電源1とコンデンサ19との間にツエナーダイオード60を介して抵抗61を接続する。
請求項(抜粋):
直流電源と、制御パルスに応答して前記直流電源の直流電圧を断続するためのスイッチング素子を含む変換回路と、前記スイッチング素子の断続に基づいて得られた電圧を整流平滑するための出力整流平滑回路と、前記出力整流平滑回路の出力電圧又はこの出力電圧に対応している電圧を検出して出力電圧制御信号を形成する出力電圧制御信号形成回路と、前記スイッチング素子の電流又は前記出力整流平滑回路に接続された負荷の電流を検出する電流検出手段と、過電流レベルを示す過電流検出用基準電圧を発生する過電流検出用基準電圧源と、前記過電流検出用基準電圧と前記電流検出手段から得られた電流検出電圧とを比較し、前記電流検出電圧が前記過電流検出用基準電圧以上になったか否かを示す出力を発生する過電流検出比較器と、前記スイッチング素子をオン・オフするために前記スイッチング素子の制御端子に供給する制御パルスの平均値を求めるために前記制御パルスの伝送ラインとグランドとの間に抵抗を介して接続された平均値用コンデンサと、前記制御パルスの平均値の所定レベルを示す平均値レベル検出用基準電圧を発生する平均値レベル検出用基準電圧源と、前記平均値用コンデンサから得られた平均値と前記平均値レベル検出用基準電圧とを比較し、前記平均値が前記平均値レベル検出用基準電圧以下になったか否かを示す出力を発生する平均値検出比較器と、前記過電流検出比較器から過電流を示す出力が発生していない時には、前記出力電圧制御信号形成回路から得られた前記出力電圧制御信号に応答して前記出力電圧を一定に制御するための実質的に一定周波数のPWMパルスから成る制御パルスを形成して前記スイッチング素子をオン・オフ制御し、前記過電流検出器から過電流を示す出力が発生した時には、前記電流検出電圧が前記過電流検出用基準電圧よりも高くなることを制限するように前記制御パルスの幅を制御し、前記過電流検出器から過電流を示す出力が得られ且つ前記平均値検出比較器から前記平均値が前記平均値レベル検出用基準電圧以下であることを示す出力が得られた時には、前記平均値に基づいて前記制御パルスの相互間隔を制御するように構成された制御パルス発生手段とを備えたDC-DCコンバータにおいて、前記直流電源の一端と前記平均値用コンデンサとの間に平均値補正用抵抗が接続されていることを特徴とするDC-DCコンバータ。
IPC (3件):
H02M 3/28
, H02M 1/08 301
, H02M 3/335
FI (5件):
H02M 3/28 H
, H02M 3/28 C
, H02M 3/28 Q
, H02M 1/08 301 B
, H02M 3/335 B
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