特許
J-GLOBAL ID:200903039274239440

ニーボルスタ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 利根川 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-031491
公開番号(公開出願番号):特開平10-217881
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 折れモードを安定化させ抗力の変化を防止し、効率的な衝撃エネルギーの吸収が行なわれ、乗員の大腿部への衝撃を緩和するニーボルスタ構造を提供する。【解決手段】 インスツルメントパネル13に装着されるニーボルスタ構造はパネル2とこれを支持するステー3とからなり、ステー3はステー本体4とこの上に覆われるパッチ5とからなる。衝突時にステー本体4のノッチ8からステー3は変形するが、変形途中でパッチ5の上板9の先端側11がステー本体4の底面6に当りノッチ8への応力集中が防止される。また、ステー本体4の壁部7はパッチ5の側壁10により保持されるため外開きしない。以上により、抗力が安定し、効率的な衝撃エネルギーの吸収が行なわれる。
請求項(抜粋):
車両のインスツルメントパネルに装着され衝突時等において乗員の膝が当接するパネルと、該パネルに一端側を固着すると共に基端側をリインフォースに固着するステーとを有するニーボルスタ構造であって、前記ステーが、底面とその両側から立ち上がる壁部とを一体的に形成する上向きのコ字状断面のステー本体と、上板の両側に側壁を有して前記ステー本体を覆い、かつ前記側壁が前記ステー本体の両壁部に外側から嵌まり込んで固着される下向きのコ字状断面のパッチとからなり、前記ステー本体の前記両壁部の略中央にはノッチが形成され、前記パッチの前記上板の先端側が、前記ステー本体の折曲時に前記ステー本体の前記底面に接触すべく形成されることを特徴とするニーボルスタ構造。
引用特許:
出願人引用 (3件)

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