特許
J-GLOBAL ID:200903039274953534

蛍光撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-282415
公開番号(公開出願番号):特開平10-118004
出願日: 1996年10月24日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 蛍光撮像装置において、観察部における励起光の照度分布の不均一性に起因する蛍光像のむらを除去する。【解決手段】 蛍光を発する光感受性物質の励起波長領域にある励起光L1を、導入管14aを介して生体50の内部の観察部52に向けて導く。この観察部52から発せられる蛍光L2による蛍光像を蛍光像撮像素子22により撮像するとともに、励起光L1が観察部52に照射されたことにより生じるラマン効果によるこの観察部52の生体物質が発するラマン線L3によるラマン像をラマン像撮像素子23により撮像する。この観察部52の蛍光像を示す画像信号S2およびラマン像を示す画像信号S3を画像処理装置40に入力し、画像処理装置40によりラマン像を示す画像信号S4を用いて蛍光像を示す画像信号S2を規格化する等の画像処理を行なう。
請求項(抜粋):
蛍光を発する光感受性物質を吸収している生体の観察部に、該光感受性物質の励起波長領域にある励起光を照射する励起光照射手段と、前記光感受性物質が発する蛍光を検出して生体の蛍光像を撮像する蛍光像撮像手段と、前記励起光が前記観察部に照射されたことにより生じるラマン効果による該観察部の生体物質が発するラマン線を検出して、該観察部の該ラマン線の画像を撮像するラマン像撮像手段と、前記ラマン像撮像手段の出力に基づいて、前記励起光の前記観察部の照度分布を解析し、前記励起光の前記観察部の照度分布の不均一性に起因する蛍光像の強度のむらを除去するように補正する画像処理手段とを備えたことを特徴とする蛍光撮像装置。

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