特許
J-GLOBAL ID:200903039278039055
ファイル保守方法およびファイル保守システム
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-020582
公開番号(公開出願番号):特開平7-230401
出願日: 1994年02月17日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】クライアントに復元情報採取用装置を付加せずにファイルの復元を保障する。更新操作毎の更新情報の記録手段のない情報処理装置に適用できる。【構成】更新バックアップ処理と、ファイルリカバリ処理とを実行する。前者は、実行指示によりまたは周期的に起動され、クライアントが変更されたファイルとその更新情報を検出するステップと、サーバが該ファイルの復元情報を採取しサーバの記憶装置に格納するステップとを有する。後者は、サーバがディレクトリ情報と更新情報とを基に、指示された時点のディレクトリ情報テーブルを作成するステップと、サーバが該テーブルと復元情報のファイル内容を基に、指示時点における指示されたファイルの内容を再構築するステップと、クライアントが再構築されたファイル内容を復元対象ファイルに格納するステップとを有する。
請求項(抜粋):
記憶装置と演算処理装置とを有する少なくとも一つのサーバと、該サーバに通信回線を介して接続された少なくとも一つのクライアントとを有し、該クライアントは、すくなくとも一つのファイルを保持する記憶装置と、該ファイルの作成、更新、および削除を行なう手段を有する演算処理装置と、外部からの入力を受け付ける入力装置とを有するネットワークシステムにおける該ファイルの保守方法において、復元の指示と、復元対象のファイルの指示と、復元する時点についての指示とを、上記入力装置を介して受け付ける入力受け付け処理と、上記ファイルの復元のための情報を採取する更新バックアップ処理と、上記入力装置を介して指示された上記ファイルを、上記入力装置を介して指示された時点のものに復元するファイルリカバリ処理とを少なくとも実行し、上記更新バックアップ処理は、あらかじめ定められた周期により発行される起動命令、および、上記入力装置を介して受け付けられたバックアップ処理の実行指示のうちの少なくともいずれかにより起動され、上記クライアントの演算処理装置が、作成、更新、および削除のいずれかの変更が行なわれたファイルと、その変更の内容を示す更新情報とを検出し、該ファイルを特定する情報と該ファイルの更新情報とをサーバに転送する変更ファイル検出ステップと、上記転送を受け付けた上記サーバの演算処理装置が、ディレクトリの構成を示すディレクトリ情報と、上記検出したファイルの内容と、該ファイルの更新情報とを含む、該ファイルの復元のための情報である復元情報を採取し、該復元情報を上記サーバの記憶装置に格納する更新情報格納ステップとを有し、上記ファイルリカバリ処理は、上記入力装置を介して上記クライアントの演算処理装置の受け付けた、上記ファイルの復元指示により起動され、上記クライアントの演算処理装置が、上記入力装置を介して受け付けた復元する時点の指示を上記サーバに転送するステップと、上記時点の指示の転送を受け付けた上記サーバの演算処理装置が、上記ディレクトリ情報と上記更新情報とを基に、該指示された時点のディレクトリを表わすリカバリ用ディレクトリ情報テーブルを作成するステップと、上記クライアントの演算処理装置が、上記入力装置を介して受け付けた復元するファイルの指示を上記サーバに転送するステップと、上記ファイル指示の転送を受け付けた上記サーバの演算処理装置が、上記リカバリ用ディレクトリ情報テーブルと、上記復元情報に含まれる復元対象のファイル内容とを基に、上記指示された時点における上記指示されたファイルの内容を再構築し、該内容を上記クライアントに転送するステップと、上記再構築されたファイル内容の転送を受け付けた上記クライアントの演算処理装置が、上記再構築したファイルの内容を、上記復元対象のファイルに格納するステップとを有することを特徴とするファイル保守方法。
IPC (2件):
G06F 12/00 531
, G06F 12/00 545
前のページに戻る