特許
J-GLOBAL ID:200903039278359157

分散コンピュータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-176340
公開番号(公開出願番号):特開平8-044611
出願日: 1994年07月28日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】分散コンピュータがそれぞれに有するデータベースを整合させる置換時間を短縮する分散コンピュータシステムの提供。【構成】分散コンピュータシステム1は、主データベース21を有する主コンピュータ2と、主データベース21を複写してなる従データベース31を有する従コンピュータ3を接続する高速通信回線4と、で構成される。主コンピュータ2にはデータベース整合を実行する主データベース整合部23と、マスターデータの主データベース21と、主データベース22を管理する主管理テーブル22を備え、また従コンピュータ3は、従データベース整合部33と、自身の従データベース31と、従データベース31の従管理テーブル32と、を備える。
請求項(抜粋):
主データベースを有する主コンピュータと前記主データベースを複写してなる従データベースをそれぞれに持つ複数の従コンピュータとを高速通信回線によって接続され、前記従コンピュータが前記高速通信回線を通じて前記主データベースに保持されるデータの転送を前記主コンピュータに要求して、前記主データベースのデータと従データベースのデータとを整合させる分散コンピュータシステムにおいて、前記主コンピュータが、前記主データベースの各データの管理情報を登録する主管理テーブルと、前記従コンピュータから通知される従データベースの管理テーブル通知メッセージの管理情報と前記主管理テーブルの管理情報とを比較し、前記従データベースから削除するデータと前記主データベースのデータで置換するデータとを選択し、前記主コンピュータから前記従コンピュータに前記削除するデータの通知と前記置換するデータの通知を行う部分置換、あるいは前記従データベースの全てのデータを抹消し、前記主データベースの全有効データを前記従コンピュータに通知して登録する全件置換のそれぞれに要する時間を計算し、短時間の置換を選択する手段と、前記部分置換を選択したとき、前記従データベースから削除するデータの管理情報を含む削除要求メッセージを前記従コンピュータに削除件数分通知する手段と、前記置換するデータとこのデータの管理情報を含むデータメッセージを前記従コンピュータに前記置換件数分送付する手段と、前記全件置換が選択されたとき、前記従データベースの全データの抹消を要求する全件抹消要求メッセージを前記従コンピュータに送付する手段と、前記主データベースの有効データおよびこの有効データの管理情報をデータメッセージとして前記従コンピュータに有効件数分送付する手段と、を具備し、前記従コンピュータのそれぞれが、前記従コンピュータが立ち上がるとき、前記従データベースの各データの管理情報を含む前記管理テーブル通知メッセージを前記主コンピュータに送付する手段と、前記主コンピュータから送付される前記削除要求メッセージに基づいて、前記従データベースのデータおよび前記従管理テーブルの管理情報を削除する手段と、前記主コンピュータから送付される前記データメッセージに基づいて、前記従管理テーブルの管理情報および前記従データベースのデータを置換する手段と、前記主コンピュータから送付される前記全件抹消要求メッセージに基づいて、前記従データベースのデータおよび前記従管理テーブルの管理情報を抹消する手段と、前記主コンピュータから送付される前記データメッセージに基づいて、前記従管理テーブルに管理情報を、前記従データベースにデータを、それぞれ登録する手段と、を具備することを特徴とする分散コンピュータシステム。
IPC (2件):
G06F 12/00 533 ,  G06F 15/16 370

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