特許
J-GLOBAL ID:200903039281961690

内燃機関の燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 祥泰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-237740
公開番号(公開出願番号):特開平6-066221
出願日: 1992年08月13日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 構造簡単で圧力脈動を防止することができる内燃機関の燃料噴射装置を提供すること。【構成】 内燃機関5に接続した噴射弁A〜Fと高圧燃料を蓄圧する筒状のコモンレール1と,コモンレール1内に高圧燃料を圧送する燃料ポンプ4とを備え,コモンレール1には高圧燃料の圧力脈動を減衰させるための脈動鎮圧室2を設けている。また,コモンレール圧力センサ16は脈動鎮圧室2に装着されている。コモンレール1の長手方向に直角方向の断面積Rに比して,脈動鎮圧室2の同直角方向の断面積Mは大きく形成してあり,好ましくはM/R=5〜20である。各噴射弁A〜Fとコモンレール1との間に生じる水撃による圧力脈動は,脈動鎮圧室によって反射し減衰する。そのため,各噴射弁に水撃が影響することがなく,また,コモンレール圧力センサ16の信号も安定する。
請求項(抜粋):
内燃機関に燃料を噴射供給する複数の噴射弁と,各噴射弁に供給する高圧燃料を蓄圧すると共にその長手方向に沿って上記各噴射弁に燃料を供給する燃料供給口を有する筒状のコモンレールと,該コモンレールに高圧燃料を圧送する燃料ポンプとを有する内燃機関の燃料噴射装置において,上記コモンレールには,その長手方向の途中に,高圧燃料の圧力脈動を減衰させるための脈動鎮圧室を設けてなり,かつ上記コモンレールにおける上記長手方向に直角方向の断面積Rに比して,上記脈動鎮圧室における同直角方向の断面積Mは大きく形成してあることを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭56-023558

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