特許
J-GLOBAL ID:200903039289851711

紙葉類処理機の紙葉類保留装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-083140
公開番号(公開出願番号):特開平9-240910
出願日: 1996年03月11日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 下部底が開閉部材からなる紙葉類保留装置において紙葉類群の下面を広範囲に支持しつつ紙葉類群の最上面と送り込み位置との落差を小さく保ってジャム発生を防止し、かつ、機構の簡易化とコストダウンを図る。【解決手段】 収納ユニット13の一時保留室13aの下部底を構成する開閉部材59を、モータ駆動により左右対称に揺動して上向き姿勢と水平姿勢と下向き姿勢をとる左右一対の揺動部材201,202と、揺動部材201,202が上向き姿勢にある時に水平となって集積紙幣Pの最下面中央域を支持する第1支持部材203,204と、重錘により位置保持され、揺動部材201,202が上向き姿勢にある時に集積紙幣Pの最下面左右端部域を支持するとともに水平姿勢にある時に集積紙幣Pの最下面を広範囲に支持する第2支持部材205,206とで構成する。
請求項(抜粋):
一枚ずつ送り込まれる紙葉類を受け入れて集積状態で一時保留する保留室を備え、前記保留室の下部底を開閉部材により構成し、前記開閉部材の閉塞状態において該開閉部材上に紙葉類を保持し集積状態で前記保留室内に一時保留するとともに、この集積状態で一時保留した紙葉類群を前記開閉部材の開放によって落下させ前記保留室下方の収納室へ収納せしめる紙葉類処理機の紙葉類保留装置であって、前記開閉部材として、前記保留室下部の左右側方に水平方向に並ぶ各支軸を中心に左右対称に所定角度揺動し、各々が全体として上向きで各先端が両支軸間の内側上方で向き合う上向き姿勢と、各々が全体として水平で両支軸間の内側に位置する水平姿勢と、各々が全体として下向きの下向き姿勢をとる一対の揺動部材と、前記一対の揺動部材の各先端にこれら一対の揺動部材の揺動範囲において相互に干渉しない配置で設けられ、前記一対の揺動部材が前記上向き姿勢にある時に前記保留室内の集積状態の紙葉類群の最下面の中央域を支持する一対の第1支持部材と、前記一対の揺動部材または前記一対の第1支持部材に対し前記一対の揺動部材の上向き姿勢から水平姿勢までの揺動範囲においては相互に干渉しないとともに前記一対の第1支持部材と干渉しない配置で支持軸を中心に揺動可能に設けられ、前記一対の揺動部材が前記上向き姿勢から前記水平姿勢の間にある時に前記保留室内の集積状態の紙葉類群の最下面の左右の端部域を支持する一対の第2支持部材を具備し、また、前記一対の揺動部材を揺動させる駆動機構を具備してなる紙葉類処理機の紙葉類保留装置。
IPC (3件):
B65H 31/32 ,  B65H 31/30 ,  G07D 9/00 405
FI (3件):
B65H 31/32 ,  B65H 31/30 ,  G07D 9/00 405 G

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