特許
J-GLOBAL ID:200903039302415357

回転流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-271511
公開番号(公開出願番号):特開2002-070501
出願日: 2000年09月04日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】 回転流体機械において、ロータの精度の向上、耐久性の向上、熱効率の向上およびコストの削減を図る。【解決手段】 ロータ27に設けたシリンダ33に嵌合して往復動するピストン37と、ロータ27に設けたベーン溝43に嵌合して往復動するベーン44とを備えた回転流体機械において、ロータ27は回転軸21に支持されてシリンダ33を収納するロータコア31と、円周方向に分割されてロータコア31の外周を囲むように固定された12個のロータセグメント32とから構成され、隣接するロータセグメント32間にベーン溝43が形成される。これにより、特別に精密な加工を必要とすることなくベーン溝43の寸法精度を高めることができ、しかも比較的に高温のロータコア31から比較的に低温のロータセグメント32への熱伝導を遮断し、ロータ27外部への熱の放散を抑制して熱効率を高めることが可能となるだけでなく、ロータ27各部の熱変形を緩和することができる。
請求項(抜粋):
少なくとも第1エネルギー変換手段および第2エネルギー変換手段を備え、圧力エネルギーを有する作動流体を第1、第2エネルギー変換手段に入力して前記圧力エネルギーを機械エネルギーに変換することにより、第1、第2エネルギー変換手段がそれぞれ発生した機械エネルギーを統合して出力する膨張器(4)として機能することが可能であり、かつ機械エネルギーを第1、第2エネルギー変換手段に入力して前記機械エネルギーを圧力エネルギーに変換することにより、第1、第2エネルギー変換手段がそれぞれ発生した作動流体の圧力エネルギーを統合して出力する圧縮器として機能することが可能である回転流体機械であって、前記第1エネルギー変換手段はロータチャンバ(14)内に回転自在に収納されたロータ(27)に放射状に支持されたシリンダ(33)と、このシリンダ(33)に摺動自在に支持されたピストン(37)とを備え、前記第2エネルギー変換手段はロータ(27)に放射状に形成されたベーン溝(43)と、このベーン溝(43)に摺動自在に支持されて外周面がロータチャンバ(14)の内周面に摺接するベーン(44)と備えたものにおいて、前記ロータ(27)は回転軸(21)に支持されてシリンダ(33)を収納するロータコア(31)と、円周方向に分割されてロータコア(31)の外周を囲むように固定されたロータセグメント(32)とから構成され、隣接するロータセグメント(32)間にベーン(44)を摺動自在に支持するベーン溝(43)を形成したことを特徴とする回転流体機械。
IPC (3件):
F01C 1/344 ,  F04B 27/06 ,  F04C 23/00
FI (4件):
F01C 1/344 E ,  F04B 27/06 ,  F04C 23/00 D ,  F04B 29/00
Fターム (16件):
3H029AA05 ,  3H029AA17 ,  3H029AB01 ,  3H029BB42 ,  3H029BB44 ,  3H029CC03 ,  3H029CC05 ,  3H029CC09 ,  3H029CC19 ,  3H029CC22 ,  3H076AA16 ,  3H076BB21 ,  3H076BB26 ,  3H076CC31 ,  3H076CC46 ,  3H076CC91

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