特許
J-GLOBAL ID:200903039309285629

複合発電プラントの蒸気温度制御方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-255647
公開番号(公開出願番号):特開平7-109905
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 スプレー水の注入によらず、部分負荷運転時に蒸気温度を定格点と同一の一定値に制御し得る複合発電プラントの蒸気温度制御技術を提供すること。【構成】 蒸気使用設備30,32の要求負荷に対応する蒸気側受熱エネルギーの設定値89と、排熱回収ボイラ11の蒸気温度Tsの検出値から演算された実蒸気受熱量の偏差を演算し、この偏差を解消しかつ定格点から部分負荷まで燃焼温度Texhおよび蒸気温度Tsを一定とするという制限条件を満足する燃料流量と圧縮機通過空気流量の少なくとも一つを演算し、その演算値に従ってガスタービン1の燃料流量調節弁6の開度と圧縮機入口案内翼4の開度の少なくとも一つを制御するようにした。
請求項(抜粋):
ガスタービンと、排熱回収ボイラと、発電機と、排熱回収ボイラの過熱器および再熱器から発生した蒸気を使用する蒸気使用設備とを備えた複合発電プラントの蒸気温度制御方法において、前記蒸気使用設備側の要求負荷に対応する蒸気側受熱エネルギーと、排熱回収ボイラの過熱蒸気温度および再熱蒸気温度の検出値から演算された実蒸気受熱量の偏差を演算し、この偏差を解消しかつ定格点から部分負荷まで燃焼温度および蒸気温度を一定とするという制限条件を満足する燃料流量と圧縮機通過空気流量の少なくとも一つを演算し、その演算値に従ってガスタービンの燃料流量調節弁の開度と圧縮機入口案内翼の開度の少なくとも一つを制御することを特徴とする複合発電プラントの蒸気温度制御方法。
IPC (3件):
F01K 23/10 ,  F22B 1/18 ,  F22G 5/12

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