特許
J-GLOBAL ID:200903039320272903

インクジェットヘッド及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-144155
公開番号(公開出願番号):特開平8-001932
出願日: 1994年06月27日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 ピエゾ素子とダイアフラムの間の密着性を上げ隙間が生じないようにし、満足できる吐出効率を得ること、また、ピエゾ素子面にギャップ剤添加の必要がなくなり、接合工程の単純化を図ること、さらに、接合工程時間を短縮すること。【構成】 液室ユニットとアクチュエータユニットの接合でピエゾ素子面3aとフレーム面4aが高さ方向に等しく接合されると、ピエゾ素子3と振動板のダイアフラム部6との間に隙間があく可能性が有り、吐出効率が低下したり非吐出となる場合がある。そこで、フレーム面4aよりPZT面3aを凸にすることで、該PZT面3aとダイアフラム6の密着性が向上し、良好な吐出効率が得られる。
請求項(抜粋):
インクを共通液室と個別液室を通してノズルから吐出されるインク流路を有し、前記個別液室に容積変化を起こすためのダイアフラム部と剛性を確保するための隔壁部とからなる振動板を有する液室ユニットと、ピエゾ素子と該ピエゾ素子を固定するフレームと基板を有するアクチュエータユニットの接合によって、前記振動板のダイアフラム部と前記ピエゾ素子が接着されて前記振動板の隔壁部とフレームが接着され、前記ピエゾ素子の変位により個別液室の容積を変化させてインクを吐出させるオンデマンド型インクジェットヘッドにおいて、前記ピエゾ素子の接着面がフレームの接着面より凸に位置決めされたことを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H

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