特許
J-GLOBAL ID:200903039322312597

可動グリルの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-209522
公開番号(公開出願番号):特開平5-050861
出願日: 1991年08月21日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 冷却水温が急激に温度変化することなく適切な冷却温度によって被冷却体を冷却することができる可動グリルの制御装置を得ること。【構成】 温度計62によって検出された外気温度と冷却水温計64によって検出された冷却水温とがファジイ推論装置70に入力される。ファジイ推論装置70にはファジイルール記憶部72が接続されている。ファジイ推論装置70はラジエータグリル22を開閉させる駆動源のモータ42及びフロントクロスメンバ44を開閉させる駆動源のモータ56に接続されており、入力された外気温度及び冷却水温と、ファジイルールとに基づいてラジエータグリル22及びフロントクロスメンバ44の開閉状態を推論し、推論によって決定されたラジエータグリル22及びフロントクロスメンバ44の開閉に応じてモータ42、56を駆動させる。
請求項(抜粋):
外気を取り入れるために開閉制御される複数の可動グリルの制御装置において、環境条件を検出する環境条件検出手段と、エンジン負荷条件を検出するエンジン負荷条件検出手段と、環境条件及びエンジン負荷条件が各々対応する言語値を満している程大きくなりかつ満さない程小さくなる一致度を定める条件を備えた複数の判定条件と該複数の判定条件の各々に対して定めた前記複数の可動グリルそれぞれの開閉状態とを記憶した記憶手段と、検出された環境条件及びエンジン負荷条件と前記記憶手段に記憶された複数の判定条件とに基づいて検出された環境条件及びエンジン負荷条件に対する一致度を求め、求めた一致度を合成して各判定条件に対する適合度を演算する演算手段と、前記演算手段によって求めた適合度に応じて前記記憶手段に記憶された複数の判定条件の各々に対する前記複数の可動グリルそれぞれの開閉状態に重みを付し、前記複数の可動グリルそれぞれの開閉状態を合成することにより前記複数の可動グリルそれぞれの開閉状態を決定し、決定された開閉状態に応じて前記複数の可動グリルそれぞれを開閉する制御手段と、を備えたことを特徴とする可動グリルの制御装置。
IPC (2件):
B60K 11/04 ,  B60K 11/08

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