特許
J-GLOBAL ID:200903039322739043

遊星歯車機構の潤滑油供給構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-076342
公開番号(公開出願番号):特開平8-270766
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 遊星歯車機構のピニオンシャフトに対する潤滑油の供給を効率的に行う。【構成】 遊星歯車機構Pは固定のプラネタリキャリヤ6を備えており、プラネタリキャリヤ6にピニオンシャフト10iを介してピニオン11iが回転自在に支持される。外周にリングギヤ12を支持して回転するリングギヤ支持部材13に設けられた環状の潤滑油供給部材22は、放射状に形成された複数のフィン221 を備える。潤滑油供給部材22の内部に保持された潤滑油は遠心力で飛散してプラネタリキャリヤ6の側面に形成した油溜め19に供給され、そこからピニオンシャフト10iの油路101 ,102 を経てピニオン11iを支持するニードルベアリング16に供給される。
請求項(抜粋):
プラネタリキャリヤ(6)に固定した複数のピニオンシャフト(10o,10i)の軸端部に開口する油路(101 )に潤滑油を供給して該ピニオンシャフト(10o,10i)の外周に回転自在に支持したピニオン(11o,11i)を潤滑するための遊星歯車機構の潤滑油供給構造において、前記油路(101 )が臨むプラネタリキャリヤ(6)の側面に潤滑油を保持する油溜め(19)を形成し、プラネタリキャリヤ(6)の側面に対向して回転する回転部材(13)に前記油溜め(19)の半径方向内側に位置するように環状の潤滑油供給部材(22)を固定してなり、前記潤滑油供給部材(22)は、半径方向内側及びプラネタリキャリヤ(6)の側面に向けて開口し且つ放射状に形成された複数のフィン(221 )で円周方向に仕切られた複数の油室(23)を有することを特徴とする遊星歯車機構の潤滑油供給構造。
IPC (2件):
F16H 57/04 ,  F16H 3/44
FI (3件):
F16H 57/04 J ,  F16H 57/04 D ,  F16H 3/44 Z

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