特許
J-GLOBAL ID:200903039325065396

非塗工紙風合いを有する艶消し塗工紙

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-076519
公開番号(公開出願番号):特開平9-268495
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】塗工前の原紙に近い非塗工紙風合いを有し、インキ発色性に優れ、白紙面との摩擦によるインキ汚れの起こり難い艶消し塗工紙の提供。【解決手段】顔料として吸油量が80〜400ml/100gである非中空の有機顔料が塗工層中の全顔料に対し固形分対比で3〜40重量%、かつ平均粒子径が1.5〜15μmである、カオリン、デラミネーテッドカオリン、およびタルクの中から選ばれる少なくとも1種の顔料の総量が、全顔料に対し、固形分対比で70〜97重量%となり、一方接着剤としてゲル含有量が5〜50%である重合体ラテックスが全顔料に対し、固形分対比で15〜40重量%となり、さらに該顔料塗工層の表面物性として、光沢度が1〜10%、平滑度が1〜25秒、および表面粗さRaが2.0〜6.0μmとなる非塗工紙風合いを有する艶消し塗工紙。
請求項(抜粋):
原紙の少なくとも片面に、顔料および接着剤を主成分とする顔料塗工層を設けてなる非塗工紙風合いを有する艶消し塗工紙において、該顔料としてJIS K5101に準拠した吸油量が80〜400ml/100gである非中空の有機顔料が塗工層中の全顔料に対し固形分対比で3〜40重量%、かつ平均粒子径が1.5〜15μmである、カオリン、デラミネーテッドカオリン、およびタルクの中から選ばれる少なくとも1種の顔料の総量が、全顔料に対し、固形分対比で70〜97重量%となるように含有せしめられ、一方接着剤としてゲル含有量が5〜50%である重合体ラテックスが全顔料に対し、固形分対比で15〜40重量%となるように含有せしめられ、さらに該顔料塗工層の表面物性として、JIS P8142に準拠した光沢度が1〜10%、JIS P8119に準拠した平滑度が1〜25秒、およびJIS B0601に準拠した表面粗さRaが2.0〜6.0μmとなるように仕上げられたことを特徴とする非塗工紙風合いを有する艶消し塗工紙。
IPC (2件):
D21H 19/38 ,  D21H 25/00
FI (2件):
D21H 1/22 B ,  D21H 1/48

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