特許
J-GLOBAL ID:200903039325866526

内燃機関用燃料噴射ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-338345
公開番号(公開出願番号):特開平6-185428
出願日: 1992年12月18日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 エア抜き作動後にポンプ室内部に燃料を充満することで、エア抜きを確実に行える燃料噴射ポンプを提供する。【構成】 シリンダ25内に往復動かつ摺動自在にプランジャ26を嵌挿し、プランジャ26の上面とシリンダ25の内周面とにより形成されるポンプ室28に外開弁型の電磁弁40を設ける。燃料ギャラリ32は1つのシリンダボディ24に対し2つに分けられ、一方を燃料の入口側、他方を出口側とし、それぞれが燃料ギャラリ108へ連通する。ディーゼルエンジンへの噴射ポンプ7の組み付け後、空気抜きポンプにより導入管30より燃料を圧送すると、燃料は入口側燃料ギャラリ、電磁弁の弁体42、ポンプ室28に流入し、ポンプ室28から溢流した燃料は、出口側燃料ギャラリを経由して流出する。このため、ポンプ室に燃料が充満されるので、エア抜きが確実に行われる。
請求項(抜粋):
プランジャを往復動かつ摺動自在に保持する摺動孔が設けられたシリンダと、このシリンダを収納するポンプハウジングと、前記シリンダと前記ポンプハウジングとにより形成され、燃料が供給される第1、第2の燃料ギャラリと、前記シリンダに形成され、前記プランジャの一端面と前記シリンダの前記摺動孔の一部とにより形成されるポンプ室と前記第1、第2の燃料ギャラリとをそれぞれ連通する第1、第2の燃料通路と、第1、第2の燃料通路と前記ポンプ室との間に配置され、前記第1、第2の燃料通路と前記ポンプ室とを遮断して前記ポンプ室内の燃料を加圧可能とする弁体を有する電磁弁と、前記ポンプ室と連通する吐出通路中に設けられ、前記プランジャの摺動によりポンプ室内の燃料の圧力が所定の圧力に達した時に開弁して燃料を吐出する吐出弁とを備え、前記第1の燃料ギャラリから第1の燃料通路を介して前記ポンプ室へ燃料が供給されるとともに、前記ポンプ室から前記第2の燃料通路を介して前記第2の燃料ギャラリへ燃料が供給されることを特徴とする内燃機関用燃料噴射ポンプ。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平3-067060
  • 特開平3-067060
  • 特開昭60-036773
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