特許
J-GLOBAL ID:200903039326618232

耐摩耗性にすぐれた炭窒化チタン系サーメット製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-027075
公開番号(公開出願番号):特開平11-229068
出願日: 1998年02月09日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 耐摩耗性にすぐれた炭窒化チタン系サーメット製切削工具を提供する。【解決手段】 炭窒化チタン系サーメット製切削工具を、顕微鏡断面組織観察で、有芯構造を有し、これの芯部がTiCNで構成され、その周辺部が(Ti,M)CN(ただし、MはTa、Nb、W、およびMoのうちの1種以上を示す)で構成され、かつこの有芯構造全体に亘って50nm以下の粒径を有するCoおよび/またはNiを主成分とする超微粒合金粒子が分散分布した組織を有する第一硬質分散相:63〜97面積%、TiCN中に50nm以下の粒径を有するCoおよび/またはNiを主成分とする超微粒合金粒子が分散分布した組織を有する第二硬質分散相:0.1〜30面積%、の割合を示し、残りが、Coおよび/またはNiを主成分とする結合相と不可避不純物からなる組成を有し、Coおよび/またはNiの全含有量が3〜7重量%である炭窒化チタン系サーメットで構成する。
請求項(抜粋):
顕微鏡断面組織観察で、有芯構造を有し、これの芯部が炭窒化チタンで構成され、その周辺部がTiと、Ta、Nb、W、およびMoのうちの1種以上との複合炭窒化物で構成され、かつこの有芯構造全体に亘って50nm以下の粒径を有するCoおよび/またはNiを主成分とする超微粒合金粒子が分散分布した組織を有する第一硬質分散相:63〜97面積%、炭窒化チタン中に50nm以下の粒径を有するCoおよび/またはNiを主成分とする超微粒合金粒子が分散分布した組織を有する第二硬質分散相:0.1〜30面積%、の割合を示し、残りが、Coおよび/またはNiを主成分とする結合相と不可避不純物からなる組成を有し、Coおよび/またはNiの全含有量が3〜7重量%である炭窒化チタン系サーメットで構成したことを特徴とする耐摩耗性にすぐれた炭窒化チタン系サーメット製切削工具。
IPC (4件):
C22C 29/04 ,  B23B 27/14 ,  B23B 51/00 ,  B23P 15/28
FI (4件):
C22C 29/04 Z ,  B23B 27/14 B ,  B23B 51/00 M ,  B23P 15/28 A

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