特許
J-GLOBAL ID:200903039331401934

核燃料貯蔵体のフラックストラップ中性子吸収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-191552
公開番号(公開出願番号):特開平5-249290
出願日: 1992年06月25日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 核燃料貯蔵プール内において核燃料集合体貯蔵缶の間に配置されていて、利用可能な燃料貯蔵スペースを最大にするためのフラックストラップ中性子吸収装置を提供する。【構成】 フラックストラップ中性子吸収装置54は、間隔を置き隣接して配置されている貯蔵缶40の対向した側壁40Aの各々に沿って垂直方向に延び互いに間隔を置いて位置した別々のポケット50と、各ポケット50内に設けられた熱中性子吸収材料のプレート48を有する。プレート48は互いに間隔を置いて位置し、間に高速中性子減速領域を画定する。装置54は、プレート48と隣接の側壁40Aのポケット50との間で高速中性子減速領域内に設けられた金属水素化物のスラブ60と、高速中性子減速領域内に位置し金属水素化物のスラブ60を収容するキャニスタ56とを更に有する。プレートの熱中性子吸収材料は通常は炭化硼素である。
請求項(抜粋):
或る量の高速中性子減速流体と、前記流体中に沈められていて、互いに間隔を置き且つ並置された列の状態で設けられており、各々が核燃料集合体を受け入れて貯蔵するよう互いに連結された複数の側壁で構成されている複数の直立の貯蔵缶とを含む核燃料貯蔵体において、貯蔵缶の間で貯蔵体内に位置した複数のフラックストラップ中性子吸収装置が各々、間隔を置いて配置された貯蔵缶の隣接の側壁の各々の外部に沿って垂直方向に延びると共にこれに取り付けられていて、隣接の側壁に沿って延び且つ互いに間隔を置いて配置されたポケットをそれぞれ形成する別体のポケット形成手段と、ポケットの各々の中に設けられていて、互いに間隔を置いて配置されると共にあいだに高速中性子減速領域を画定する熱中性子吸収材料の細長い平らなプレートと、熱中性子吸収材料のプレートと隣接の側壁上の別体ポケット形成手段との間で高速中性子減速領域内に設けられた金属水素化物のスラブと、高速中性子減速領域内に設けられている金属水素化物のスラブを収容していて、隣接の貯蔵缶の隣接の側壁の少なくとも1つに連結されているキャニスタとを有することを特徴とするフラックストラップ中性子吸収装置。
IPC (2件):
G21F 5/012 ,  G21C 19/07
FI (2件):
G21F 5/00 J ,  G21C 19/06 GDP B

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