特許
J-GLOBAL ID:200903039340603442

パイプ継手の蝶ナット脱落防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重信 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-189168
公開番号(公開出願番号):特開平11-022716
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 一対の相対向する湾曲状クランプ部材とこれら両クランプ部材を締め付け固定する蝶ナットとを備えたパイプ継手において、製造工程が簡単であるとともに、製造後であってもボルトに蝶ナットを容易に組み込むことができる蝶ナットの脱落防止構造を提供すること。【解決手段】 リング状部材17が嵌合する切り込み状段部16は、ボルト14に蝶ナット4が螺合しない状態で製造できて、前記段部16の製造後に、蝶ナット4をボルト14に容易に組み込むことができ、組み込み後、前記段部16とにリング状部材17を嵌合することで、蝶ナットの脱落防止が図られる。
請求項(抜粋):
内側にテーパー凹条部を形成し、一端部同士を連結レバーを介して回動自在に枢着するとともに、一方の他端部にボルトを回動自在に枢着し、他方の他端部に前記ボルトが回動により嵌合する切欠部を形成した一対の相対向する湾曲状クランプ部材と、前記ボルトに螺合し前記ボルトが前記切欠部に嵌合して、前記両クランプ部材を締め付け固定する蝶ナットとを備えたパイプ継手において、前記ボルトの一端部に少なくとも対向する切り込み状段部を形成し、該段部に対して少なくともその外縁の一部が平面視で前記ボルト谷部より張り出すようにリング状部材を嵌合したことを特徴とするパイプ継手の蝶ナット脱落防止構造。

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