特許
J-GLOBAL ID:200903039343701020

免震用滑り支承

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-397210
公開番号(公開出願番号):特開2001-220826
出願日: 1998年06月18日
公開日(公表日): 2001年08月17日
要約:
【要約】【課題】 積層ゴムを直列に付設した免震用滑り支承に迫る良好な免震性能を有する一方で、その種の免震用滑り支承より格段に安価に製造することができ、高さ寸法も小さく抑えることのできる免震用滑り支承を提供する。【解決手段】 免震用滑り支承10は、構造物の下部構造12に結合される第1アセンブリ16と、上部構造14に結合される第2アセンブリ18とを備え、第1アセンブリ16の水平滑り面20と第2アセンブリ18の水平滑り面22とが摺接する。第2アセンブリ18の水平滑り面22と構造物の上部構造14との間に介設したゴムシート48が水平方向に弾性剪断変形することによって、下部構造12から上部構造14への振動伝達が抑制される。ゴムシート48の厚さを適切に定めることで、滑り支承10の初期剛性の大きさを調整できる。ゴムシート48の弾性変形により、滑り面20と22の間の片当たりが防止される。
請求項(抜粋):
構造物の上部構造と下部構造との間に配設され上部構造と下部構造との相対的な水平方向の変位を許容しつつ上部構造の重量を支持する免震用滑り支承において、構造物の上部構造と下部構造との一方に結合され、滑らかな第1水平滑り面を画成する第1アセンブリと、構造物の上部構造と下部構造との他方に結合され、滑らかな第2水平滑り面を画成する第2アセンブリとを備え、前記第1水平滑り面と前記第2水平滑り面とが摺接することで、それら滑り面で鉛直荷重を支持しつつ前記第1アセンブリと前記第2アセンブリとの相対的な水平方向の変位を許容するようにしてあり、前記第2アセンブリが、構造物に固定される固定側支持構造体と、前記第2水平滑り面を画成する低摩擦材料層と、前記低摩擦材料層を支持する水平支持面を画成する低摩擦材料層支持構造体と、前記固定側支持構造体と前記低摩擦材料層支持構造体との間に介設された水平に延在するゴムシートとを含んでいる、ことを特徴とする免震用滑り支承。
IPC (4件):
E04B 1/36 ,  E04H 9/02 331 ,  E04H 9/02 ,  F16F 15/04
FI (4件):
E04B 1/36 F ,  E04H 9/02 331 E ,  E04H 9/02 331 Z ,  F16F 15/04 E
引用特許:
審査官引用 (2件)

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