特許
J-GLOBAL ID:200903039347715076

自己集合単分子膜及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-377667
公開番号(公開出願番号):特開2002-178441
出願日: 2000年12月12日
公開日(公表日): 2002年06月26日
要約:
【要約】【課題】 自己集合性化合物同士の凝集による自由空間の減少を十分にさせ、その結果アゾベンゼンユニットが異性化可能な自由空間が確保されており且つ表面特性を効率良く且つ均一に変化させることが可能な自己集合単分子膜を提供することを目的とする。また、自己集合性化合物中のアゾ結合が還元等によって異性化能を消失した際に、その異性化能を容易に回復させることが可能な自己集合単分子膜を提供することを目的とする。【解決手段】 一般式(1)【化1】で表されるアゾベンゼン誘導体が基材上に吸着して形成されたものであることを特徴とする自己集合単分子膜及びその製造方法。
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】[式(1)中、R1は炭素数3〜21のアルキレン基を示し、Xはアミド結合またはエーテル結合を示し、mは0〜1の整数を示し、Yは同一または異なっていてもよく、水酸基、直鎖状若しくは分枝鎖状の炭素数1〜22のアルキル基、直鎖状若しくは分枝鎖状の炭素数1〜22のオキシアルキル基、直鎖状若しくは分枝鎖状の炭素数1〜22のフッ化アルキル基、炭素数1〜21のアルコール残基、炭素数1〜21の脂肪族カルボン酸残基、置換基を有していてもよいアリール基及び置換基を有していてもよいアゾベンゼン基からなる群より選ばれる少なくとも一つを示し、nは0〜5の整数を示し、Zは同一または異なっていてもよく、水酸基、直鎖状若しくは分枝鎖状の炭素数1〜22のアルキル基、直鎖状若しくは分枝鎖状の炭素数1〜22のオキシアルキル基、直鎖状若しくは分枝鎖状の炭素数1〜22のフッ化アルキル基、炭素数1〜21のアルコール残基、炭素数1〜21の脂肪族カルボン酸残基、置換基を有していてもよいアリール基及び置換基を有していてもよいアゾベンゼン基からなる群より選ばれる少なくとも一つを示し、pは0〜5の整数を示す。]で表されるアゾベンゼン誘導体が基材上に吸着して形成されたものであることを特徴とする自己集合単分子膜。
IPC (2件):
B32B 9/00 ,  C07C245/08
FI (2件):
B32B 9/00 Z ,  C07C245/08
Fターム (9件):
4F100AH03B ,  4F100AH03K ,  4F100AJ01B ,  4F100AJ07K ,  4F100AT00A ,  4F100BA02 ,  4F100JB04 ,  4H006AA01 ,  4H006AB99

前のページに戻る