特許
J-GLOBAL ID:200903039348341943

高周波伝送システム用保安器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-079880
公開番号(公開出願番号):特開2000-278860
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 高周波伝送システムにおいて使用される保安器に、システム側伝送線から加入者側端末装置に流入する流合雑音を遮断する機能を持たせ、加入者側端末装置が流合雑音の影響を受けるのを防止する。【解決手段】 入力端子2の中心電極2aと外側電極2bとに絶縁トランスT1の一次巻線L1を接続し、絶縁トランスT1の二次巻線L2には、ノイズ除去トランスT2の巻線La,Lbを介して、出力端子4の中心電極4a及び外側電極4bを夫々接続し、出力端子4の外側電極4bは、直流信号遮断用のコンデンサC1を介して、入力端子2の外側電極2bに接続する。この結果、入力端子2の外側電極2bから入力される流合雑音のコモンモード成分は、絶縁トランスT1の一次巻線L1で、中心電極2aを介して入力されるノーマルモード成分と共に打ち消される。またコモンモード成分の一部は、T1,C1を介して二次巻線L2側に流れるが、これは、ノイズ除去トランスT2により除去される。
請求項(抜粋):
高周波信号を同軸ケーブルを介して伝送する高周波伝送システムの伝送線と加入者側伝送線との間に設けられ、該伝送線間での直流信号の通過を遮断し、高周波伝送信号の通過を許容する保安器であって、一次巻線の両端が前記システム側伝送線を構成する同軸ケーブルの中心導体及び外部導体に夫々接続され、二次巻線の両端が前記加入者側伝送線を構成する同軸ケーブルの中心導体及び外部導体に夫々接続された絶縁トランスと、該絶縁トランスの一方の巻線の両端と該巻線の両端に接続される同軸ケーブルの中心導体及び外部導体との間の信号経路上に夫々直列に設けられた一対の巻線を備え、各信号経路を流れる同相のノイズ成分を除去するノイズ除去トランスと、前記システム側同軸ケーブルの外部導体と前記加入者側同軸ケーブルの外部導体との間に設けられた直流信号遮断用のコンデンサと、を備えたことを特徴とする高周波伝送システム用保安器。
IPC (4件):
H02H 9/04 ,  H02H 9/06 ,  H04B 15/00 ,  H04N 7/10
FI (4件):
H02H 9/04 C ,  H02H 9/06 ,  H04B 15/00 ,  H04N 7/10
Fターム (17件):
5C064BA01 ,  5C064BC27 ,  5C064DA09 ,  5G013AA06 ,  5G013BA02 ,  5G013CB04 ,  5G013CB05 ,  5G013DA01 ,  5G013DA09 ,  5G013DA12 ,  5K052AA01 ,  5K052AA11 ,  5K052BB13 ,  5K052BB14 ,  5K052DD07 ,  5K052DD27 ,  5K052FF00
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭63-195981
  • 特開昭63-195981
  • インターフェイスモジュール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-284402   出願人:東光株式会社
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