特許
J-GLOBAL ID:200903039354214635
合焦点検出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-010809
公開番号(公開出願番号):特開平5-207352
出願日: 1992年01月24日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】2つの合焦状態の異なる映像信号から光路差による被写体の周波数の変化分を狭帯域にて忠実に検出し、被写体の周波数成分をキャンセルすること。【構成】光電変換素子2が被写体の光分布を電気分布に変換し、A/D変換器3がその出力信号をディジタル信号に変換する。そして、マスク形状決定回路4が上記ディジタル信号に基づいてマスクの形状を決定し、マスク処理回路5がその重み係数を上記ディジタル信号に乗算する。そして、周波数検出回路6が、マスク処理された画素信号から複数の周波数成分を検出する。そして、周波数成分比検出回路7が該周波数成分を用いて2つの周波数成分比を検出し、デフォーカス量算出回路8がこの周波数成分比と光学系1の周波数成分-デフォーカス量特性から求まる各周波数成分比と、デフォーカス量の関係が記憶されたテーブル9のテーブル値とを基にデーフォーカス量を算出する。そして、このデフォーカス量に基づいて光学系1を駆動回路10が駆動する。
請求項(抜粋):
結像光学系によって形成される光分布をイメージ信号に変換する光電変換素子と、上記光電変換素子からの上記イメージ信号出力に基づいて、特定周波数検出を行う領域の両端の差分の絶対値あるいは一次微分値の差分値の少なくとも一方を用いて窓関数を決定する窓関数決定手段と、上記光電変換素子からの出力を上記窓関数により窓関数処理し、この処理された出力を用いて離散的フーリエ変換により特定周波数成分を検出する特定周波数成分検出手段と、上記特定周波数成分検出手段により検出された特定周波数成分を用いて上記結像光学系の合焦点を検出する合焦点検出手段と、を具備することを特徴とする合焦点検出装置。
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