特許
J-GLOBAL ID:200903039354994428

車両用前照灯制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-258695
公開番号(公開出願番号):特開平11-091436
出願日: 1997年09月24日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 左右の前照灯にHIDランプ(High Intensity Discharge Lamp)を有し光軸方向を自動調整するシステムであって、電子制御ユニットに接続されるセンサ信号線を減少させコストダウンを図ること。【解決手段】 同一構成のECU(電子制御ユニット)20L,20RによってHIDランプを有する車両の左右のヘッドライト30L,30Rが独立して発光制御される。ここで、ECU20Lが各種センサ信号の入力状況によってメインと自動判定され、各種センサ信号に基づきヘッドライト30L,30Rの光軸方向の水平面に対する傾き角が算出され、他方のサブECU20Rにも通信される。そして、ステップモータ35L,35Rが駆動され、ヘッドライト30L,30Rの光軸方向が調整される。このように、ECU20L,20Rは同一構成であるため生産性が向上し、かつ両ECUに対するセンサ信号線を半減させることができるため大幅なコストダウンが可能となる。
請求項(抜粋):
HIDランプ(High Intensity Discharge Lamp)を有する車両の左右に配設された前照灯の発光状態をそれぞれ独立に制御する同一構成の2つの電子制御ユニットと、各種センサ信号の前記電子制御ユニットへの入力状況によって前記電子制御ユニットのうちの何れか一方をメイン、他方をサブと判定するメイン/サブ判定手段と、前記メイン/サブ判定手段で判定された前記メインの電子制御ユニットにて前記各種センサ信号に基づき前記前照灯の光軸方向の制御量を算出する制御量演算手段と、前記制御量演算手段で算出された前記制御量を前記サブの電子制御ユニットに通信する制御量通信手段と、前記制御量に基づきアクチュエータを駆動し前記前照灯の光軸方向を調整する光軸方向調整手段とを具備することを特徴とする車両用前照灯制御装置。

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